暑いです、猛烈に。仙台では最高気温が31.2度とか。車からの車外温度は33度から34度もありました。 でも家の中にいると心地よい風が入ってきていい気持ちです。何とも爽やかそのものです。
(とりあえずの報告です。永六輔さんが亡くなっていたようです。また、ザ・ピーナッツのいとうゆみさんも亡くなったとか。ご冥福をお祈りいたします。もう自由に自分の言いたいことを言えるような人はいなくなってしまいましたね。みんな鬼籍に入ってしまいました。天界から日本を睨んでいてください。)
きのうの続きです。シマノジャパンカップ鮎釣り選手権大会・東北大会(会場:山形県小国川)です。仙台はとっても天気が良かったみたいですが、舟形地域は午前中は曇り、時折小雨、水温は低く、水量は多く、大変でした。 午後からは陽射しも出てきましたが。
こういうワッペン(貼りつけるもの)ももらいました。
きのうの東北大会二は192人が参加しました。ワッペンの番号は210番くらいまででしたが。でも192人というのは、シマノにとってはとっても多い参加人数ではないかと思います。シマノは元気があるからな。2回戦への進出者は39人、東日本ブロック大会へは12人とのことでした。
私はNO,186番でした。参加者は40人ずつに5列+αに並ぶのですが、どっちにしても悪い番号です。というのも若い番号順にオトリを受け取ってそのまま入川できるので。しかもオトリの配布のために川沿いに一列にずらーと並びました。
なかなか列は進みません。ようやく近くなったときに分かったのですが、オトリ配布は一応二組でやっていました。でもこれだけの人数ですから、もっと多くしてほしかったですね。一関大橋の前後はあっという間に若い人たちで埋まっていきます。
そうそういつもは参加者を上流と下流と二つに分けるのですが、今回はそれはなし。長沢堰堤から鉄橋の下まで、どこでも好きなところに入っていいというやり方です。ようやくオトリをもらう順になり、2匹受け取りましたが、さてどこに行くか?思案しても仕方がない、行くしかない、行くとしたら上流、そうです、経壇原です。
でもそこも釣り人で一杯、なれど辛うじて何とか入れてもらえそうなくらい隙間のある場所で、少し立ちつくした後、上下の釣り人に「入ってもいいですか?」と高齢者の憐みのかけ声、二人は年寄りだし仕方がないかと思ったのかどうか不明ですが、快くOKしてくれました。
そこまではよかったのですが、経壇原はかなり増水したままです。ここのポイントは何と言っても右岸へチ付近です。しかし、さすがに今日(10日)の水量では誰も荒瀬を渡って行く人はいません。絶対無理です。となればどうするか?左岸の手前の瀬か石裏のタルミを狙うよりほかはない。
ほとんどの釣り人がそんな感じで竿を出しました。平水のときならほとんど竿を出さないところです。掛からないだろうなあ、ましてや水温も低いしと思いながらの釣りは精神的にも辛いものがあります。
午前7時いよいよ大海ならぬ大会スタートです。オトリを取り出してびっくりしました。何?その大きさに、ちいさいのです、とっても。しかも細いし、軽いし、白いし、こんなオトリで急瀬に入ってくれるのか?いやあびっくりしました。
もともとなぜか小国川の養殖オトリの評判はよろしくありません。小さいし、すぐに弱ってしまうとまえから言われてきました。今年のオトリ鮎はそれ以上にひどかったように感じました。別に小国川の漁協に文句をいうつもりはないのですが、もう少し何とかならないものでしょうか、と改めて申し上げたいということです。
7時から8時まで粘りました。背針やおもりをつけてやってみました。オトリはその反骨精神で元気さをアピールしようと思ったのでしょうか、いい心掛けです、それなりに賢明ならぬ懸命に泳いでくれたのですが、強い流れには逆らえませんでした。
そこで私の一番のお気に入りの経談原を諦めて、本部の方へ下って行きました。一関大橋下流の幅の広い流れには右岸へチ狙いの人、川の中央狙いの人、どちらかというと左岸狙いの人がいますが、入れたのは左岸寄りの場所です。ここでも上下の釣り人にあいさつして、入ってもいいかと聞き、了解を頂きました。
でもどうなるかはお分かりでしょう。急瀬で交代しながら2匹のオトリを使いましたので、2匹ともかなり弱っています。まさに釣り人にとっては弱り目に祟り目となります。こういうチャラ瀬みたいなところではオトリ鮎が元気に泳いでくれないと掛かりません。
そしてすこしでも早くオトリ鮎が養殖アユから天然鮎に代わらないと釣りになりません。そうは言っても掛かりそうにないのです。でも、上流の人が鮎を掛けました。それを目のあたりにして、そうか、ここに鮎はいる、掛かるのだと自分に言いきかせました。少し明るさが出てきます。
しかしその後順調に掛かるのは、オトリが代わった上流の釣り人のみ。本当に循環の釣りですね、アユ釣りは。 1時間経って、考えているのはいつ上がるか、10時までいても掛かりそうもない、でもオデコで上がりたくもない。せめて1匹でも掛けたい、掛かって欲しいと祈りはじめました。
時は平成28年7月10日午前9時5分、オトリを持ち上げてみたら、何か下についている?もしかしてアユではないか?いやあ嬉しかったですね、これでオデコではなくなると、慎重に抜きましたが、慎重すぎましたか、タモには1匹のアユのみ。でもよかったのです、掛かり鮎でしたから。 オトリ鮎はタモの外へ飛んでいきました。
なぜそんなことになったか?掛かりアユが、オトリ鮎もあまりに小さかったからです。まさに木の葉みたいなアユ。ヒラヒラという形容詞がとてもよく似合います。10センチくらいかな、11センチくらいあったかも。それくらい小さい、可愛いうまれたばかりのような鮎でした。
もうこうなったらこの超チビ鮎をオトリとして使ってやれ!と思いました。背バリを付けて申し訳ない体にして、泳いでもらいました。チビはチビなりによく健闘してくれたと思います。兄貴たちを連れて(釣れて)きてはくれませんでしたが。
9時45分納竿しました。 惨敗、完敗でした。以上報告です。読んでいただきありがとうございました。
でも今回は1回戦だけで帰宅するということはせずに、2回戦も見ましたし、昼寝もしました。
(2回戦。見事に右岸へチ狙いです。)
表彰式の後の抽選会に全てを賭けてみようと思うことにしました。 抽選会も順調に進み、186番近くの番号が呼ばれたりはするのですが、私ではありませんでした。そんなことでとうとう最後のお楽しみ、じゃんけん大会です。
シマノ側の人と参加者たちでのじゃんけんです。残っていたのは100人以上はいました。こううじゃんけんはいつも1回で負けていましたが、きょうは(10日)違いました。 最初はチョキで勝ち進み、次にグウで勝ち、3回戦はパー(だったかな?)で勝ちました。この時残ったのは私を入れて4人のみ!これは大きなチャンスがあると意気込んで、最初はグウ、じゃんけんポンで出したのは #チョキ# でした。でしたが、内訳はチョキが3人で、グウは一人、つまり私は負けてしまいました。残念無念。
そういう訳で傷心を抱きながら、午後2時33分、帰途につきました。
(10日の総釣果です。障害者施設へ贈呈しました、)
(たまに20センチくらいのアユも掛かるようです。木の葉サイズから20センチくらいです。)
(きょう(11日)午後3時30分過ぎ)
トップに心地よい風が入ってきて、気持ちがいいと書きましたが、でも選挙結果は最悪でした。ぞっとします。そんなに自公政権に数の力を与えてなんの不安もないんでしょうか。信じられません。平衡感覚が働くのではないかと日本国民の良識に期待していたのですが、甘かった。ますます独裁政権に正当性の根拠を与えてしまっていいのでしょうか。ナチス政権だって選挙で選ばれていったのです。
これで参議院でも自公勢力と近親政党で三分の二の議席を確保してしまいました。選挙の争点に敢えてしなかった憲法改正(自民党の草案をみれば、これこそまさに国民から見れば改悪そのものです。)へ向けてどのような魔の手を使ってくるのか、恐ろしいばかりです。
人格的にもどこからも文句のつけようのない素晴らしい自民党の政治家ならともかく、あの平気でヤジを飛ばしたり、詭弁強弁はぐらかし誑かしの大家に過ぎない、長州の男にこんなにも強大な力を与えてしまった。EU離脱を決めた英国民のような後悔が起きるのか起きないのか、多分起きないでしょうね残念ながら。
しかも投票日の7月10日は仙台大空襲のあった日で、翌きょう11日はあの東日本大震災の月命日です。きょうの新聞ではどこも選挙一色で、東日本大震災のことなんかどこかへ行ってしまいました。熊本大地震の復旧復興はどうなるのでしょうか。
いつの間にか福島第一原発事故ももう収束してしまったかのような雰囲気です。何も学ばないまま、経済成長のためには原発が必要という理屈だけで、コアキャッチャーのない原発の再稼働を進めています。新潟県等では原発の安全性のPRを強くやっているとか。もうすぎたことはどうでもいい、前に進むだけ、そのためには強力な独裁者が必要という考えで、またしても71年前のような滅亡に向けて突き進むのではないかと危惧します。でもこんな考えは笑い飛ばされるだけなのでしょうね。