鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

これが解禁?、これで解禁?広瀬川

2016-07-01 19:35:43 | 広瀬川

 きょうは7月1日、もう今年も残すところあと半年、六か月となりました。 朝から暑い中、子どもたちの交通指導をして、その後我的太太に車で医院まで送迎してもらい、帰宅して急いでアユ釣り用の服装に着替えました。

               (午後1時頃)

  

 何かとっても新鮮というか懐かしいような気持ちになっての着替えでした。どういうことなのでしょうね? いよいよ今年もこういう着替えをする時期になった、今年も何とか着替えることができた、という感慨なのでしょうか。少しウエットになっているようです。

          

 ありがたいことに、今年はオトリ鮎を購入しなくて済む解禁日となりました。釣り友がガラガケ(コロガシ)で掛けていてくれたからです。嬉しいですね、やはりもつべきものは”釣り友”です。何といっても”釣りは一生もの”なのですから。

 

 そして解禁を祝福するかのような快晴。朝方の水温は18度くらいで、あまり高くはなかったです。釣り友が用意しておいてくれたアユなのですが、どれも小さいというのです。15センチか16センチくらいしかないとか。

 広瀬川の解禁日に釣れるアユは優に軽く20センチはオーバーしているものですが、例年にも増して今年の掛かる鮎は小さいとのこと。オトリ缶を見せてもらいました。15,6匹のアユがいましたが、いずれも同じ大きさ、ニンゲンで言えば中学1年生になったくらいかな。

 でもいくら小さいとはいえ、広瀬川のなかで育ってきたあゆです。多分天然遡上鮎ではないかと思います。放流鮎としたらあまりに小さい感じです。彼が言うには、あゆは群れている。いるところにはいるが、いないところにはいない。まだ散らばっていない。ナワバリを持つに至っていないということのようです。考えようでは、これからの楽しみがまだまだ残っているということになります。

 友釣り用のオトリ鮎として2匹を借用(形としては?)して、竿を出してみたかった右岸へチへ向かいました。 というのも友釣りの先客がいて、それなりに竿を出していたようだったし、ガラガケで竿を出しているところを避けて、へチ狙いにしたものです。こういうところです。

 

 

 

 しかし30分(9時55分から10時25分)竿を出してもまったくウントモスントモいいません。全く掛かる気がしませんでした。この流れの下流の深いところではガラガケで結構掛かったというのです。一度に2,3匹も掛かったりしたといっていました。群れ鮎ですね。まだ大きさが不十分で、縄張りを持つに至っていない成長段階のアユ。

 それでここを見切りまして上流へ向かいました。牛越橋の下流200mくらいのところにある瀬の頭から攻めることにしました。責める、じゃない攻めるなんて書くとカッコいいけど、何とか掛かってくれと祈るような気持ちです。その前にそこに行く手前でこういう”鮎の芸術”作品を見つけました。

    

 写真ではちょっとはっきりとは分かりませんが、この平べったい石の苔を両側からきれいに食べているのです。感動ものです。アユよ、お主もやるよのう!と言ったところ。

 竿を出したのはここです。上流側に一人の友釣り師がいました。トロ場を攻めていました。

 

         

 ここで奇跡が起きました!!!小型のアユに背バリをしっかりとつけて、ここもやはり右岸よりを泳がせました。 そしたら、えっ本当か?と疑ってしまうくらいにいい当たりが手もとに伝わってきました。そうです、掛かってくれたのです。時にだいたい11時頃です。

  

 また写真のアップがうまくいきませんでした。なぜ下の方がこうなってしまうのか??念願の1匹目のためでしょうか、写真にうまく収まりませんでした。待望の1匹というのに・・・・。

 オトリ鮎よりは2,3センチは大きい鮎です。オトリ頃です。さっそくオトリを交換して同じようなところへ誘導します。 そしたら約10分後です、強烈な当たりが竿を絞ります。そうそう竿はシモツケのメジャーブラッド、ブラックバージョン90パワータイプです。 ようやくこの竿に相応しいようなアユがアタックしてきたようです。

 

            (2匹目のアユ)

         

 オトリ交換後、また約5分後、またしてもゴツゴツという前当たりのあとに一気に竿を絞ります。 3匹目です。

 

                 (3匹目  背掛かり)

          

 そしてそしてまたまた5分後くらいののち、ガサガサという軽い手応えがあり、もしかして掛かったかなというような軽い当たりのあと、ニンゲンとアユとのやり取りが始まります。これがこたえられません。この感触を味わうために”友釣り”をしているわけです。

 

             (4匹目)

        

 その後少し釣り下りました。というのも垂涎の急瀬、早瀬が続くのです。何としても元気なオトリ鮎を入れてみたい、泳がせてみたい、この瀬で掛かったらさぞかし抵抗が強いことだろう、それが楽しみだからです。

 

           

 でも掛かりません。追わないのです。アユがいないとは思わないのですが、追ってくれないのです。 仕方がないのでもう一度最初に入った4匹掛けた場所へ行きまして、泳がせると、前当たりとともにゆっくりと竿が絞られ、掛かり鮎は下流に逃げようとします。ぐっとこらえて竿を信じて、貯めてから立てて抜こうとしたら、そうですバレテしまいました。うまくいきません。

 その後はどこに入っても掛かってくれません。 まだ急瀬や早瀬にはアユがついていない、あゆはまだトロ場かトロっぽいところにいるということになるんでしょうか。 しかもアユの体ですが、とっても柔らかいのです。まだ出来上がる前の体というところでしょうか。

 ということは、広瀬川のアユはまだ瀬に着くまでには体が成長していない、瀬でのアユ釣りはこれからの楽しみということになるのかな。でも追星は眩しいくらいにキラキラしていました。

 (きょうの釣果) 

 午後からは10時頃に入ったところを大きいオトリで泳がせましたが全くダメ、下って中洲の本流側もいい川相なのに全く掛からず、追わず、釣りになりませんでした。 午前中できょうの釣りは実質的にお仕舞いということになりました。

 午前は9時55分から12時25分まで、午後は13時45分から3時まで竿を出しました。釣果は4匹です。でもこれは広瀬川の解禁日にしては””近年まれにみる好釣果です””と言えるところが悲しいです。釣れてくれた鮎に感謝です。

  

 一番の起きいので21.5センチでした。まだまだ大きくはないです。これからです。

  

 1匹は???

 

コメント (3)
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