鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

今日の広瀬川

2007-12-03 23:11:35 | 広瀬川

 写真は今日、12月3日のいつもの広瀬川です。

 薄曇りというか、いかにも冬空という感じの広瀬川です。

 水量は少ないなりに落ち着いています。

 

 この写真の右側の木立が茂っているところは一応形としては中洲となっています。

 本流は中洲の右岸、写真の左側がそうです。

 

 中洲の左岸は確かに水はあるのですが、上流のほうは伏流水となっていて、流れというよりは大きな、長い水溜りといっていいかと思います。

 その昔地理で習った”潟湖”とでもいうのでしょうか。その意味では中洲と呼べるのか疑問でもあります。左岸側と一体となっていると言ってもいいかと思います。

 

 その中洲に限らず、左岸の河原も今はすっかり草木や笹に覆われています。それはそれはすごいとしか言いようがありません。

 この付近の状況を知らない人は、右岸の崖の方にある本流にはなかなか到達できないのではないでしょうか。中洲付近だけを見ると、極端な話、川が流れているのかどうかさえわからないかもしれません。

 私でさえ中洲付近には近寄れません。藪がすごいということもありますが、何が出て来るか分からない、何が住んでいるか分からない不気味さがあります。真夏でもそうです。

 これでは川に親しむなんてとても無理な話しです。

 

 昨日の地元の新聞によると、宮城県仙台土木事務所とNPO水環境ネット東北が主催した、広瀬川の利活用を地元住民とともに考えるワークショップの報告会が県庁で開かれました。

 それによると、この中州については、中洲の樹木を伐採して整備するということです。年度内に実施するとか。

 

 まあ、この際だから樹木を伐採してもらってさっぱりしてもらいましょうかと思わないでもないですが、一方ではそのままそっとしておいて欲しいとも思います。いままでほったらかしにしておいて、何を今さらとも思うのですが、どうせ整備するというのなら、思い切って大きい樹木は残すとしても、そのほかの樹木、草木、笹薮はきれいさっぱり伐採してもらい、その代わりに大中小の石を敷いて欲しいと思います。

 石敷きの河原、できれば鬼怒川みたいな河川状態にしてもらえないか、そうすれば視界は良好となるし、邪魔物もなくなって老若男女の親しめる川になるのではないかと思います。

 つまりは昔の河川敷にしてくれということです。昔は草木よりも石の方が多くあったものです。それがいつの間にか砂に埋もれ、草や木が繁茂し、笹薮まで出来てしまった。

 

 そして出来ることならついでに、川の中にも大中小の石を敷き詰めて欲しいものです。とくに澱橋の上下流には一杯敷き詰めてもらって、いろいろな流れを造って欲しい。そうなれば、その付近の川も生き返ることになるでしょう。川が生き返れば、鮎も住み着き、かっての賑わいを取り戻すのではないでしょうか。”鮎釣り銀座”の復活です。夏の風物詩の復活です。

 こちらの方こそ是が非でも実施してもらいたい、そのための公共事業なら即賛成します、といってはあまりに身勝手といわれてしまいそうです。

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