鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

仙台フィルと第九をうたう合唱団

2011-06-08 21:20:59 | お知らせ

 本当なら今日は去年のアユ釣りの総括(その3)を掲載するはずだったのですが、いつものことながら予定は予定として、別のことを書いていきます。

 4月10日でしたか、東京で開催されたズービン・メータ指揮の「第九合唱付の公演があり、NHKでも何回か放送したことは書きました。

 仙台ではどうなるのか?ずーと気になっていました。こういう時期だからこそ是が非でも演奏会を開くべきと思っていましたが、肝心の会場がことごとく地震でやられてしまい、復旧の目処がなかなか立たない現状では無理かなあとも思っていました。

 昨日、公益財団法人仙台フィルハーモニー管弦楽団より文書が届きました。もしかして待ちに待った団員の募集要項が入っているのかと喜んで開封しました。

 『仙台フィルと第九をうたう合唱団』団員募集について、という文書でした。嬉しくなって読み進みましたが、読むに従い気分は落ち込んでいきました。

 開催場所が限られてきて、去年使用した県民会館(東京エレクトロンホール宮城)は復旧の目処が立たないため、今まで練習会場として使ってきた青年文化センターの”コンサートホール”を会場として公演するということでした。

 青年文化センターにはコンサートホールのほか、交流ホールやシアターホールもあり、オーディション後の練習はその3つを使っての練習が大半でした。とくにコンサートホールはその名のとおり”コンサート”用の会場のため、ここで練習すると下手な自分でも上手くなったかのような錯覚に陥りました。観客席は700余席しかないのですが、ステージの上手下手には階段があり、ここに上がって歌ったらいい気分かもしれないなんて思ったりしました。

 第九特別演奏会の日時は、12月20日(火)と21日(水)の二日間、午後7時開演とのことです。ステージの場所が狭いためでしょう、合唱団の募集人数は100人です。しかも全パートの合計です。去年は184人でしたか、4つのパートで合唱団はそのくらいいました。今年は約半分ということです。

 しかも、全員が募集の団員というわけではなく、東北大学の混声合唱団や常磐木学園高校の混声合唱団の有志も加わるため、一般募集枠はさらに少なくなってしまいます。

 ますます絶望的になってきました。去年は全く初めての合唱への参加がベートーベンの第九という、何とも恐れを知らないド素人だからこそ挑戦しえた合唱への参加でしたが、一年間経験したことから言えることは、合唱は素晴らしい、とっても素晴らしい、素晴らしいからこそ難しい、大変なことだということが分かった次第です。奥行きが広く深い、これでいいということがない。ド素人の自分がよくもベテランや経験者に混じってやってこれたと、いまでは冷や汗ものです。恐さが少しは分かってきました。

 募集人員が去年の約半分、二日間公演するが入れ替えはないということ(同じ人達が演奏する)、オーディションがあること、オーディションは当然厳しくなるでしょう、厳しく篩い分けられることでしょう、であれば私の出番はなし、無理、ということになります。

 何か申し込む前から敗北主義に毒されてしまっています。これも合唱の難しさ、厳しさが少し分かってきたからでしょうか。去年は5月から12月まで8ヶ月間、第九、第九、第九漬けでしたから、それで何とかみんなについていけたのが正直なところです。

 でもそれだけにもう1回はステージに立ちたい、ライトを浴びて思いっきり歌いたいと思うのです。去年は10月3日と12月23日の2回ステージに上がりましたが、あの終わった時の喜び、快感、充実感、達成感、感動はものすごいものがあります。一度味わったらもう一度味わいたいと思ってしまいます。中毒にさせる何かがあります。

 出たいのです、何とかして出たい、でも現実の厳しさを知ってしまったから、この自分の実力(があるとしたらですが)ではとても無理だともわかっているのです。

 9月18日のオーディションで落ちてもいいからそれまで練習に参加して最大限努力してみる、そういうことになるのかもしれません。オーディションまでに12回の練習があります。

 団員募集の通知文は言います、『深い悲しみの中で、音楽に何ができるのか。それは癒すこと、元気になることだと思います。亡くなったh方々への鎮魂の祈りをこめて、また、私たち自身が生きる喜びと音楽の喜びを感じ、ベートーベンの””人類はみな兄弟である””というメッセージを胸に、この演奏会を成功させたいと切に願っています。』と。

 申込は6月23日までです。当分は悶々とした日々を過ごすことになりそうです。

 このブログをご覧になってくださっている皆様方、いい智慧がございましたらお教えください。

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4 コメント

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Unknown (bapi)
2011-06-09 21:03:23
ぜひ、精一杯がんばってみたらどうでしょう!オーディションなんてどきどきですが、いつまでも何かに挑戦する情熱があるって素敵だと思います。申し込まなかったら一生後悔しそう...
めいっぱい練習を楽しんで、当たって砕けろでオーディションうけて、あかんかったら今回は、客席で一緒に歌っちゃう♪思いはきっと届くはず!
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bapiさんへ (newone)
2011-06-09 21:29:54
 ”あかんかったら、客席で一緒に歌っちゃう♭”はいい考えです。さすが関西風な考えです。
 そういえば、私が一番最初に第九と出合ったのは大阪の朝日ホールでの朝比奈隆?だったかな、朝比奈指揮の第九でした。もう40年近く前のことです。古いなあ。

 フルオーケストラですから、広くないステージの大半はオーケストラに取られてしまうでしょう。合唱はステージ奥の階段を中心に配置するのかも。あの階段で歌うというのはいい気分だろうと思います。
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Unknown (bapi)
2011-06-24 11:05:45
あらら・・・大阪風になってきたかな♪ 8月末仙台帰ります!何年ぶりい
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こっちにもおいしい水が・・・ (楽しき農夫)
2011-08-21 22:00:21
こっちも「仙台フィル」で第九を歌えます。オーディションなし。まだ団員募集中です。参加費も安いらしい。
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