(何かとっても懐かしさを感じます。)
今日の午前中はきのうよりもちょっと低い気温で推移したのですが、午後からは逆転してちょっと暖かくというか、ちょっと高くなっていました。最高気温は6.9度、最低はマイナス0.4度でした。
午前9時頃の仙台の気温は3.0度となっていますが、河原はもっと低いかなと思います。そういう河原にですよ、いたのです、なにが?釣り師が。いやあ、びっくりしました。完全防寒スタイルでした。
場所は分流の上の方の下水の排水路です。日によって底の水たまり(とは言っても分流とはつながっています)に小魚がいっぱい群れていたり、全く姿を見せなかったりしていたのです。それが・・・・。
きょうも小魚の姿は全く見えなかったのです。話しかけました。その結果、地上からは見えなくても小魚はいるというのです。ブロックや大きな岩に隠れているとのこと。そうなんだなあ、言われてみればそうなのです。
小魚たちはとっても敏捷で、危機意識が強く私の腕の動きによっても散らばったりしますから。隠れるにはちょうどいいブロックがありますからね。彼は今から釣ろうと準備中でした。餌は何ですか?と聞いたら小麦粉に魚粉を混ぜたものでそれを見せてくれました。
仕掛けもなかなかに本格的で、私よりもはるかにきれいな仕掛けを仕掛け巻きに巻いてあります。釣果は分かりません。それよりも今日のように寒いときでもブロックに座り胡坐をかいて小魚を釣ろうというのですからその根性に天晴れ、座布団10枚です。
全63ページの鮎専用のカタログです。表紙の形態はここ数年同じようなものですね。
表紙をめくると、私の好きなアユアングラー 瀬田匡志さんの急瀬での鮎の取り込みの豪快な写真が見られます。私もこういう釣りをしてみたかったのですが、泳げない身ではやはり無理なのですね。怖いし釣り友に迷惑をかけたくもないし。
見開きです。
そして出てくるのが、「オトリの泳ぎを鮮明に伝え、微かなの鮎の気配もキャッチ。」するという穂先の紹介です。その名は 「MEGATOP MEGATOP R」 です。
「別次元のRESPONSE。感度・操作性・柔軟性、全てを備える次世代カーボンソリッド穂先。」
6ページからは Grand Slim の紹介です。 グランドスリムといえば大阪のお風呂屋さんですよね、昔から。今あせっているのです、名前が出てきません、村田 満(あえて呼び捨てですが、敬意を表しています)です。ムラターマン。よかった!思い出しました。
(どうでもいいことですが、その昔報知オーナーカップの全国大会(益田川(正式には飛騨川))のとき私と村田選手は同じ組でした。よく動く人だなあというのが第一印象で、一時流れの左岸が私、右岸側が村田選手というときもありました。私も頑張って掛けたのですが、そこの場所では如何せん鮎よりもハヤの方が多かった・・・・・)
でも、写真に写っているのは伊藤正弘さんと浅川進さんです。あれっ、今ふとおもいだしたけど浅川さんって村田満さんの数少ない弟子ではなかったでしょうか?
ここからは「スイッチシステム」のPRです。スイッチシステムとは、穂先や中節を組み変えて調子・パワー・長さが異なる別の鮎竿を作り出すシステムです。
具体的には、穂先5本と穂持ち2本を組み合わせて、「いかなる河川にも、釣法にも、鮎のサイズにもグランドスリム1本で対応しうる、規格外の汎用性を実現」しようとするものです。
それだけ組み合わせたら、当然価格は跳ねあがります。 NEW グランドスリムは、85・Wで470,000円、90・Wで何となんとナント500,000円です。高嶺も高値の華(竿)です。
85・Wの自重は215グラム、90・Wの自重はたったの229グラムです。私が持っている竿と比べると圧倒的に軽いです。でも高いです。
今年は何とかして参加したいなあと思います。老体に鞭打ってでも歩けるのであれば・・・。