鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

問題山積みで、

2018-11-27 13:52:35 | 思いつくまま

              

 いやあきょうはきのう以上に暖かいいい天気です。お昼には16度を記録しました。最低気温は4.7度でした。 今週末には12月師走を迎えるとはちょっとピンとこない感じです。 夏が異常にに暑かった・熱かったから、冬は寒くなるというのではなく、暖かくなったりして・・・。

 

 いわゆる”移民法”、今日中に委員会を通過させて、衆議院で可決後、速やかに参議院に送付するという考えのようですが、何も細部が詰められないまま法律を通過させていいのですか。しかも法律の基になっている統計資料がいい加減なものであったことが露呈しているのに強行突破しようとしている。

 

 きのうの国会でのやりとりだって独裁者の回答は回答になっていないじゃないですか。相変わらずはぐらかしの名人で、その点は悪い意味でもう堂に入っています。実質的に移民受け入れなのに、あくまでも移民という言葉を使わずに避け続ける。そうやってごまかしにごまかしを重ねる。本当に言葉は軽んじられています。

 

 デンデン宰相の時代になってからは、こともあろうに文書の改竄から統計資料の改竄、いい加減さが目立ちます。自分たちに都合の悪い統計は隠したり、書き換えたり(改竄)したら、もうこの国の何を信用したらいいのでしょうか。信用に値するものがあると強く言えるのでしょうか。情けない国になってしまったものです。

 

 今上天皇陛下は嘆いておられるはずです。政権担当者のごり押し、強行突破、口ばかりで説明を尽くさない奢り高ぶり、傲慢さに心を痛めているはずです。 独裁者は、何かあると『寄り添う』という言葉を使いながらも、ただ使っただけ。

 

 

 

 きのうの朝日新聞の「政治断簡」に編集委員の高橋純子が歯に衣着せぬ書き方で一刀両断していました。編集委員では彼女が一番腹が据わっていますね。やはり男はいざとなると腰が引けるのでしょうね、自分も含めて。

 

 なかで「寄り添う」ということを書いていました。『「寄り添う」は、具体的に何をすると寄り添ったことになるのか判然としないし、仮に何もしなくても寄り添ったことにはなる便利な常套句だ。』

 『舌先で転がされただけの「寄り添う」は、当事者の怒りや苦しみ向き合わないことをごまかす都合の良い言い訳になることもあれば、「寄り添ってもらっているのにわがままだ」と、攻撃の口実に転化することすらある。』

             

 『沖縄に関して、首相は寄り添うと言ったのに寄り添っていないとの批判があるが、どうだろう。寄り添う気がないからこそあえて寄り添うと言っているのかもしれない。いずれにせよ「嘘つき」程度の批判では現政権に失礼である。私は、そう思っている。』 いやはやここまで言うか!天晴です!

 

 またきのうの新聞広告(朝日新書)からですが、佐藤優氏の 「官僚の掟 競争なき「特権階級」の実態」 という新書です。その新書のコピーですが、こう書いてあります。

 『官僚の不祥事が繰り返される根本には「自殺の大蔵、汚職の通産、不倫の外務」と称された伝統文化と過酷な組織論理がある。』 と。財務省、経済産業省と名前は変わりましたが中身は変わらないようです。

 そのむかし、テリー伊藤だっかな、かれがインタビューして、大蔵省の役人や外務省の役人の実態を露骨に?書いた本がありました。 「お笑い大蔵省」「お笑い外務省」とかいったかなあ。

 大蔵省のキャリアの赤裸々な欲望をききだしていましたね。こうやってアハな大臣のために仕事をしているのも、退職して天下りを重ねて退職金を億単位でもらうためだとか言っていたように今でも記憶しています。

 外務省についても、あそこは服装から異次元の世界で、仕事よりも、外国に行っていればいろんな高額な手当がつくし、飲食費も好き放題、ワインなんか軽いもの、なんてことを思い出します。もちろん何十年も前の話しですから、少しはましにはなっているでしょうが、どうなのでしょうね。

                

 24日の朝日一面の沖縄特集で、民主党党首で首相を務めた鳩山由紀夫のインタビューが載っていました。この記事を読むと当時の外務省や防衛省(庁)の役人がアメリカの手先となって、アメリカを忖度して行動し、嘘まででっち上げて、決して日本の首相の支持とおりには動かなかったことが分かります。

 『彼ら以上に「(沖縄から米軍基地が)出て行かないで」と考えているのが日本です。少なくとも首相在任中、オバマ大統領から「普天間の移転先を辺野古に決めて欲しい」と直接言われたことは一度もなかった。』

 『私が辺野古やむなしと考える前提となった「基地の65カイリ以内に訓練場が必要」という米軍のマニュアルは存在しないことが明らかになっています。日本の官僚は偽りのペーパーで私をだました。つまり日本は、自発的に辺野古に新基地を造っているのです。』

 『米国の圧力で辞めたのではありません。首相に協力せずに米国の意をくんで動く官僚が日本の側にいたからで、外国の圧力に屈するよりも情けなない状況だと思います。このことにはもっと早く気づかなければいけなかったのですが、当時は早く移設案をまとめることばかり考えていました。反省しています。』

 

 こんな日本の政治の現状、および官僚の実態をどう考えますか。 また話しが予定から大幅に外れてしまいました。

 

                          

 


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