(午前9時過ぎ)
朝方の気温はきのうと比べると4度から2度も高かったのですが午前10時からお昼にかけての気温はきのうよりも3~4度も低くなっています。 何とも変な天気です。そして毎度のことですが、午後になると外の天気はパッとしません。全く冴えない天気となっています。気分も重苦しくなります。
今ラジオで天気予報士が言っていましたが、きょうの夜にかけてかなり気温が下がるようです。やはり車タイヤ交換は急がないといけませんね。あした辺り交換しようかなと思った次第です。
今、朝も昼も夜も日産ニッサンNISSANのカルロス・ゴーンの逮捕劇でにぎやかです。パッと見感じたのは、フランスと日本とでの日産首脳に対する考え、対応の仕方が違うこともあって、カルロス・ゴーン個人のアジア人に対する差別的な考えが根底にあるのではないかななんて思ったりしています。
アジアだから、EUではないから、自分の好きなように立ち居振る舞いしていいのだと思っているのではないのかということです。 いわゆるニッサンの帝王、独裁者として誰にも文句を言わせないという感じですかね。僻みかもしれません。
・前妻独占告白「当然の結果。かれは正しいことをしたことがない」
・小誌にDV告発 前妻に二週間前「50億円払え」と恫喝
・「ルノーに吸収される」動き始めた日産 極秘チーム
・結婚式はヴェルサイユ宮殿 世界中に”社宅”の私物化経営 ・・・・・以上は週刊文春
・「カルロス・ゴーン」の「酒」と「女」と「社食ラーメン」 200億円荒稼ぎ!
・マイホームはNYという「三都物語」
・「ベルサイユ宮殿」で”挙式費用”も会社につけ回し!?
・「ルノー」から逃げたい「日産」クーデター劇
・「マクロン大統領」から「ゴーン」への特別指令
・隠した50億円は「ブラジル大統領選」出馬資金? ・・・・・以上 週刊新潮
以上の箇条書きは、週刊文春と新潮の11/29号の見出しです。いやはや呆れるばかりです。日産自動車の歴史は戦前にさかのぼりますが、戦後も大きな動きがありましたね。よく覚えているのは日産自動車と”プリンス自動車”の合併ですね。
これは私の記憶では昭和41年前後のことです。プリンス自動車の組合つぶし?が目的での吸収合併のようでした。その当時は日産よりもプリンスの方が社会を賑わせていたのではないでしょうか。
プリンス自動車のラインアップは ”グロリア”であり、”スカイライン”でした。当時のグロリアのデザインはそれはそれは斬新なもので、びっくりしましたね。何と形容していいのか分かりませんが、常識を覆すような意表をついたデザインでした。
そして”スカイライン”もいかにもスポーティで速い感じの車で、コマーシャルも人気でよく売れました。それが何ですか、今のスカイラインは!!??デブッチョスカイラインなんてあまりにひどすぎますよ。スカイラインの伝統に泥を塗りたくっています。
一方、当時の日産の方はセドリックであり、ブルーバード、サニーだったでしょうか。トヨタ自動車はクラウン、コロナ、カローラ(社名ではない車種名には”C”がついていたような)だったと思います。(我ながらむかしのことはよく覚えている!)
日産は合併してスカイラインなんかで儲けたのではないでしょうか。50年以上も前の話しで、その後は会社が傾き(当時は日産の組合が強かったのかな。プリンス自動車をつぶしたのですが。)、経営再建を外国人に頼った次第です。
でもゴーンが斬新な経営をして立て直したというよりは、リストラでしょう。強権発動で、工場閉鎖という首切りで人件費をカットして身軽になったというのが一番でしょう。ルノーの経営支配から脱却するのはなかなか大変でしょうが、ここは何とか日本人の経営者で乗り切って欲しいですね。日仏の政治経済問題にまで発展しかねない恐れも無きにしも非ずのような気もします。
21日の天声人語です。ロナルド・ドーアの話しです。 『長く「日本びいき」を自称したドーア氏だが、80年代半ばからは違和感を隠さなくなった。日本の会社に英米流の利益至上主義の色が目立って濃くなったころだ。社員の給与を削って役員報酬を引き上げる姿を「日本型資本主義の終焉」と嘆いた。』