今日回ってきた供覧文書の中に下記のようなガイドブックが入っていました。A5版のガイドブックです。
『仙台の病にまつわる民間信仰ガイドブック』 何気なく眺めていたらなんとナント何と地元のお不動さんが載っているではありませんか。先月の25日、26日と二日間に渡って、縛不動明王の祭典を実施したばかりです。
この不動明王が【百日咳】に対して霊験新たとは知りませんでした。大正末期に百日咳が大流行したときに、参拝したら病気が軽く済んだということからきているそうです。百日咳は、母体からの免疫が作用せず、乳幼児が感染した場合は致死率は高かったとか。
普段は何気なく接していて、そこにあるのが当たり前というお不動さんにそういう霊験があるとは、これは改めて存在を見直さなければいけないようです。こうして本として紹介されると嬉しくなりますし、大切にしようとおもうから不思議です。
昔々は私が子どもの頃はこの境内は格好の遊び場でした。よくこちらでいう”パッタ”(全国的にはメンコ)を暗くなるまでやっていたものです。この隣りに胡桃の木があり、その胡桃を小石で割り、釘を使って実を取り出して食べたものです。子供の頃の秋の風物詩?でした。