京都八幡高校レスリング部・京都八幡ジュニアレスリングクラブを指導する監督・浅井 努の日記

剛毅果敢(ごうきかかん)をキャッチフレーズに全国優勝を目指す。

国体

2009-09-25 | 高校生レスリング
いよいよ明日、国体に出発します。
明日はフリーの計量。
北村公平が2階級上に挑戦します。
インターハイの時は、7月初旬に自転車事故のため
約3週間マットワークができず、不安を抱えてのインターハイでしたが
今回は、途中、韓国遠征があったもののしっかり練習が積めました。
3日後の月曜日は、きっとやってくれるでしょう。
山原健太、翔一の2人にも期待してます。
インターハイの雪辱をして京都に帰ってきます。
頑張ってきます。

小学生の指導

2009-09-24 | 小学生レスリング
京都八幡ジュニアの小学生。現在18名所属していますが、そのほとんどが今年1月から始めたばかりの子供達です。
あと3ヶ月で1年になりますが、まだまだ練習の取り組み姿勢が「おちゃらけ」状態。スパーリングでは完全な「じゃれ合い」です。
子供達の意識をいかに変えるか?
情けない話しですが、最近、どのように指導していったらいいのか?
とても悩んでいます。
かつての文珠、田中、津田、北村の小学生時代のように、超厳しく指導していけばいいのか・・・?
何か良いアドバイスを下さい。

練習でも試合でも真剣さは一緒

2009-09-23 | 名言
『ジャック・ニクラウスの凄さの秘密は、練習でボールを打つ時も、大きな大会で優勝をかけた最後のワンショットを叩く時と真剣さが全く変わらないところかな。』

ゴルフのトム・ワトソン。
歴史に残る勝負は、1977年のマスターズで帝王ジャック・ニクラウスと激しい死闘を繰り広げ優勝。
そのトム・ワトソンがニクラウスの強さの秘密について語ったのがこの言葉です。

全ての競技スポーツにおいて共通して言えることです。

練習の時から試合と同じイメージ、気持ちで練習をする。
タックルなどの技術練習時には、常に試合と同じ形・スピードで。
スパーリングでは試合と思ってやる。
スパーリングで、心拍数が上がらないスパーリングでは話しにならない。
練習でできないことは試合でもできません。
練習をダラダラやっておきながら、試合本番で集中しろっと言ってもそれはできないだろう。
練習のための練習ではいけない。試合で結果を出せる練習にしなければなりません。
選手達は「自分の毎日の練習はどうなのか?」振り返って欲しい。

基本の大切さ

2009-09-22 | 名言
柔道史上初の五輪3連覇(アトランタ、シドニー、アテネ)を果たした野村選手の話しです。
アテネで金メダルをとった時の2004年8月15日の朝刊ではこんな内容が記載されてました。
『五輪前から快挙達成を公言していた。「試合ができるコンディションさえ整えば、いつでも勝てる」そんな自信は、幼少時から繰り返してきた基本練習に支えられている。「両手で正しく組んで正しく技をかける。高校時代まではその繰り返し。しばらくは勝てずに嫌になったが、今それが生きていると思う」と野村は言う。得意の背負い投げに巧みな足技・・・。多彩な技は、まばたきをすると見逃してしまうほど一瞬のタイミングで決まる。技を繰り出すのに必要な体勢を瞬時につくりだせるから可能になる。恩師でロス五輪60㎏級金メダリストの細川氏は「両手できっちり組む柔道が体に染み付いているから足の運び、間合いの取り方が合理的。だから技に力がある」と説明した。』

これを読んだら、いかに基本が大切か、よく分かります。
レスリングも全く一緒です。
京都八幡の練習では、最初の時間帯に両足タックルから一つづつ、タックルの反復練習をします。
「しっかり構えて低くあたる」「試合と同じ構えで、試合で仕掛けるスピードと一緒で、正確に速く強くあたる」
小学生、中学生時代から続けている練習を高校生になった現在でも練習しています。

いくら組み手で追い込んで相手を崩しても、相手が崩れた時に、仕掛けるタックルにスピードがなかったら、相手は素早く反応してディフェンスしてしまいます。
3Rまでもつれても、息が上がった時でも、速いタックルが仕掛けられるようにならないと勝つことはできません。
自分の自信のあるタックルの精度を高めるには、基本練習であるタックルの反復・スピード練習が大切です。
基本の繰り返しは単調で、根気がいります。これに手を抜くような選手は結果を出せる選手にはなれません。高校生、中学生だけでなく、小学生の子供達にも理解して欲しいことです。

強い選手ほどあきらめが悪い

2009-09-21 | 高校生レスリング
19日~21日の3日間、最後の合宿へ行ってきました。
国体1週間を切り、内容の濃い充実した実践練習ができたと思います。
国体に出場しないマサルや翔輝、弦斗の動きもいいです。
1週間後の試合には出場できませんが、11月の新人戦が楽しみです。
いよいよ計量が今週土曜日です。
残りの練習をしっかり積み、コンディション・体調管理をしっかりして
いまできることに全力を尽くすことです。
あとは当日、試合でベストを尽くす。
試合中、万が一リードされていても、絶対にあきらめない。
あきらめが早い人は運も見方しません。
粘っこく戦えば、相手が思わぬミスをしてポイントを奪えることもあります。
勝つためにプレーしています。強い選手ほどあきらめが悪いものです。