腐らず焦らず、やるしかありません

インターハイ予選まで２週間を切りました。
この時期なのに怪我人が出てしまいました。
また、怪我の回復が遅れたりと思うようにいかない状況です。
ホント、私が思っているとおり上手く進みません。
ＪＯＣ前に故障をし、ＪＯＣに強行出場した山原健太。
回復が遅く、いまだにマットワークができません。
昨日は池田智が肘を重傷。
山本翔輝は膝の故障と
池田　智、山原健太、山本翔輝の３人は予選に間に合うかどうか？の崖っぷち状態。
主力３選手がこんな状態で、間に合ってもまともに試合ができるのか？
「これで団体は戦えるのか？」「勝つのは難しいかも」と思っている部員達には
「考え方を変えろ」といいたい。
やってみてもいないのに、なぜそんなことが言えるのか。
状況が苦しく、難しければ難しいほど、
痛みが伴うなら伴うほど、
犠牲が大きければ大きいほど、
それをやり遂げたあとの喜びは大きくなる。
困難を乗り越えて得たものの価値は、それだけ高まる。
秋の新人戦に、あのような形で敗れ、いまはとにかくチャレンジャー。
不安でいても仕方がない。
失敗するか成功するかは、やってみなければわからない。
失敗したら、その時点でまた、次を考えればいい。
とにかくいまは全力で取り組むことです。
田中幸太郎が２年生の時の佐賀インターハイ。
靱帯損傷の大怪我の状態から見事優勝しました。
おまえ達の先輩が見本を示しています。
気持ちが腐らなければ、必ずできます。
みんなで気持ちを高めることです。

新型インフルエンザ

マスコミ報道でもご承知のとおり、
神戸から大阪へと関西地区を中心に国内感染者が急増しています。
京都市でも感染者が出て、現在、京都市内の小中高は全て休校になっている。
人事ではない話しになってきて、
インターハイ予選を前に「今後、世間はどうなるのか？」と不安です。
幸い京都府南部には感染者が報告されていないため、
本校は通常通り授業があり、練習も順調に積み重ねている。
八幡の近郊でも、駅や人が混み合う場所に行くと８０％はマスク状態。
この風景は異常である。
私もマスクを買わなければと思い、
火曜日に「ドラッグゆたか」に行ったときにはすでに遅し・・・。
マスクも付けられない状況である。
いまは部員全員が手洗い・うがいをしっかりして、
夜は早く休養して予防を徹底するしかありません。
とにかく、このまま何もない状態で予選を迎えたいです。

勝利の神はきれいな道場に宿る

掃除の話しです。
選手達には、常日頃から「整理整頓をしなさい」とか
「道場をしっかり掃除しなさい」ということを話します。

テレビリポーターで有名な東海林のり子さんが、取材のため
犯罪があったマンションに脚を運ぶと、どこの場所で事件が起こったのか？
ということがすぐに分かるそうです。
現場はほとんどが一番汚い部屋だそうです。
また、ある精神科医が着るものや、身なりに気を使わなくなるのは、
うつの第一歩ということを話しておられました。
よれよれの服を着ていたり、髪がボサボサしていたり、クリーニングに出してない汚い背広を着続けるのはよくありません。
日頃、作業着を着て仕事をしている人がスーツを着ると「身が引き締まる思いがする」なんてこともあります。
私も日頃、ジャージにＴシャツ姿なので、たまに出張等で正装をします。
だから、この思いがよく分かります。

私たちは何か仕事をしていて手が汚れたら必ず手を洗います。
食事の前なんかは、汚れが目立たなくても手を洗います。
衛生面っていうことだけでなく、そもそも私たちの存在意識は綺麗にした方がいいことを知っています。
汚れた状態をそのままにしておくと気分は悪いです。
部屋も一緒で、荒れた部屋を綺麗にすると、何故か気分はスッキリします。
車を洗車しても同じで、綺麗になる＝自分の車に愛着が出てきます。

教室が汚い教室では、集中して勉強ができません。
道場も汚い道場では、集中した良い練習はできません。
掃除というものは、思っている以上に不思議な力があります。
強いチームの道場は、とても綺麗です。
全員が気持よく、集中した練習をするためには、選手達全員が整理整頓に努め、常に綺麗な道場にしておかなくてはいけません。
「勝利の神はきれいな道場に宿る」と思ってます。

ＧＷ

このＧＷ期間中、立命館大と中京学院大の２拠点に分かれ、泊まり込みで合宿を実施しました。
大学生に胸を借り充実した練習が積めました。
今週末も立命館大で練習して強化したいと思います。
とにかくやるしかないので、この５月はとことん追い込みたいと思います。
選手は選抜予選の悔しさを胸に焼きつけ、
頑張るしかありません。