京都八幡高校レスリング部・京都八幡ジュニアレスリングクラブを指導する監督・浅井 努の日記

剛毅果敢(ごうきかかん)をキャッチフレーズに全国優勝を目指す。

初めての遠征

2010-01-31 | 小学生レスリング
小学生の選手達。競技を始めて丸1年。
昨年6月から大会出場していますが、なかなか結果が出ていないのが現状です。
今年はなんとか2~3回は勝たせて、3位の賞状がもらえるレベルまでには引き上げなければならないと思ってます。
今年は他チームとの合同練習や練習試合をお願いして、どんどん外へ出て揉まなければいけないと思ってます。
ということで、この土日、小学生12名が初めての遠征に行きました。
岐阜の中津川ジュニアクラブとの合同練習と練習試合。
始めてということもあり、完全に観光旅行モード…。
行きのバスの中では、会話がとても盛り上がり、楽しそう…。
しかし、現地について、いざ合同練習になると、あのバスの中での元気の良さはどこに行ってしまったのか?という感じです。
ホテルでの夜は、さらにヒートアップして旅行気分。
早く就寝するどころか、一緒の部屋に泊まった保護者の皆さんの話では、日が変わっても就寝せず、寝たのが夜中の2時、3時とか…。
こんなんで、翌日の練習試合で力が出るわけがありません。
練習試合は全33試合戦って、10勝23敗。惨敗です。
初めての遠征で、他チームと一緒に練習・試合をして保護者の方々、子ども達も子どもなりに感じたことは多かったと思います。
いまは旅行になってますが、これから徐々に意識を変えていき、こうやって出稽古を織り交ぜながら、子ども達の力をつけていきたいです。

負けから何をつかむか

2010-01-26 | 教訓
試合の後には、何らかの反省が残るのが普通で、まして敗れた時は、反省だらけで「悔しい」と感じるのが当たり前です。
このような闘争心がなければ、全く話しになりません。
「悔しい」と思うのは誰でも感じます。いずれ結果を出す選手は、思うだけで終わらず、その後、行動に移します。
敗れた後「どうして」「なぜ」と原因を考えることこそが、明日につながり、前進できます。
負けは自分の課題を教えてくれ、次の目標を見せてくれます。
負けるより勝った方がいいに決まってますが、負けてからしか分からないこともあります。
頭を使って、執念を持って、練習・練習・練習あるのみです。

近畿ブロック予選を振り返って②

2010-01-25 | 高校生レスリング
個人対抗戦は5人全員が出場し、4階級が決勝へ。
中村弦斗、山本翔輝、山原健太は優勝したものの、池田智が敗れたことは、とにかく悔しいです。
常に仕掛け、押し気味の試合内容だっただけに、クリンチで勝負がついたことが、なおさら悔しいです。
練習してきたことが試合に生かされなかったという点が一番ショック。
試合内容が良くても結果がすべてであり、勝たせてあげられなかったのがホント悔しいです。
このような反省をさせられたことを、絶対にプラスにしなければと思ってます。
もう一度、指導の仕方や方法を見つめ直せ。という試練を与えてもらったと思ってます。
全国選抜に向けて最高の良薬を頂きました。
池田智は個人でも団体でも、うちのエースであり、みんなを引っ張る主将でもあります。
こいつが活躍しないと今年の京都八幡はありません。
今回の負けを忘れず、悔しさを抱き続け、選抜で必ず結果を出させます。

近畿ブロック予選会を振り返って①

2010-01-24 | 高校生レスリング
学校対抗戦は非常に厳しい試合だった。5人で戦わなければならないということは「1敗しかできない」ということ。
このような状況の中で、練習と違い、「ある程度硬くなってしまうだろうな」と覚悟していたが、思った以上に選手の動きは硬かった。
特に前半に一人敗れると、74㎏級の山原健太、120㎏級の森垣心にかかるプレッシャーは非常に大きい。
特に育英戦では山本翔輝、網野戦では池田智が押し気味に進めながらも接戦の末に敗れ、その後の山原健太、森垣心は、絶対負けられない状況から勝利してくれた。
試合内容は褒められる内容ではないが、あの緊迫した緊張感の中での勝利は精神面においてホント良い経験をした。今後の試合に生きるだろう。
しかし、3月末の全国選抜で勝ち抜くには、まだまだ課題が多いチーム。
まず、池田智、山本翔輝、山原健太の3人はどこのチームと対戦しても確実に取れないと全国では勝負できない。
これを考えると、今回の予選で、池田、山本が敗れたことは大きい痛手で、もっと強いチームになるまでには、まだまだ長い道のりがあると思っている。
これからもっともっとレベルアップしていきたい。そして、それができる選手達だと思っている。あと2ヶ月、全力を尽くすだけです。

予選前、最後の出稽古

2010-01-14 | 高校生レスリング
いよいよ1週間後に全国選抜大会近畿ブロック予選が迫ってきました。
大会前の日曜日に完全休養日を入れ、リフレッシュさせたいので、
予選前最後の出稽古として、明日から1泊2日、立命館大学へ練習に行ってきます。
2日間、内容の濃い充実した実戦練習を積んできたいと思います。
選手達はモチベーションを高め、
とにかく、いまできることをしっかりとやって大会に臨むことです。