京都八幡高校レスリング部・京都八幡ジュニアレスリングクラブを指導する監督・浅井 努の日記

剛毅果敢(ごうきかかん)をキャッチフレーズに全国優勝を目指す。

一流になるには

2009-09-13 | 教訓
どんな世界でも言えることだと思う。
その世界で一流になるには、生活の全てを捧げる。捧げてこそ一流になれる。と私は思います。

レスリングに当てはめれば、
生活の全てをレスリングに捧げなければ一流にはなれない。
全てがレスリング中心で生活が回らないと一流にはなれません。
みんなと一緒のことをしているようではなかなか追い抜くことはできません。
全体練習後には居残って自分の弱い部分を練習するなど、
敵が「2」練習したなら自分は2倍の量の「4」練習するぐらいの気持ちがないとダメです。
そのぐらい練習して、自分を追い込むぐらいでないと結果はなかなか出ません。
いつもレスリングで強くなることを考えていれば、
当然、練習以外の生活も変わります。
たとえば、強くなるためには食事、休養が大切です。
意識が高くなれば、食事内容も変わってきます。
練習後に、積極的にアミノ酸やプロテインやビタミンなどの
サプリメントを摂取したりとか、
休養日には、しっかり休養して疲れをとり、
次の日からの練習に備える。
また、自分の試合のDVDを見て、技術の研究などもできます。
スナック菓子や炭酸飲料を飲んだり、
休養日には友達と遊びまくるようでは、
結果なんていつまでも出ません。

今日の中学生の試合を見たら、
まだまだ甘すぎます。生活の全てが・・・。
生活の全てをレスリングに費やす。
このぐらいの意志がなければ「不可能」を「可能」に変えることは
できないでしょう。
このことは、中学生だけでなく高校生の選手達にも言えることです。