京都八幡高校レスリング部・京都八幡ジュニアレスリングクラブを指導する監督・浅井 努の日記

剛毅果敢(ごうきかかん)をキャッチフレーズに全国優勝を目指す。

まず体から

2014-02-05 | 名言
「日本では心・技・体というけれども、本当は体・技・心なんです。まず体から始まって技に行き、最後が心。(日本のスポーツマンの場合)心から入るから、駄目なんだ。」(ゴルフ・坂田信弘)

確かに、そのとおりですね。
怪我をしない体・怪我をしにくい体・病気しない体・病気しにくい体があるから、とことん練習が積める。
怪我をしない体・怪我をしにくい体・病気しない体・病気しにくい体があるから、とことん追い込める。

強い体でなければ、毎日、追い込んだ練習が積めないし、追い込めない…ということは当然、筋力・体力は付かないし、当然、技も身に付くわけがない。限界まで追い込めないので、当然、強い精神力も身に付かない。坂田塾の坂田先生の言葉に納得です。

京都八幡の選手の中にもこういう選手がいます。
年間に何度も…何度もどころか年間通じて、ずっと怪我・病気で練習を継続できない選手がほぼ決まってます。
そしたら、そういう選手が普段、通常の練習以外に残って筋トレで体を造るとか食事を意識して摂取しているのか?など努力しているのか?といったら、そんな風には全くみえません。
ようは、全く努力していないということです。まぁ、心から気づいて努力して欲しいのですが、私がアドバイスを送っても、返事ばかり優秀で、なかなか行動には移せない選手が多いのが辛いところです。
そろそろ気づいて、とことん行動で見せて欲しいのですが…

夢を叶えるコツ

2014-01-02 | 名言
「夢を叶えるコツは狂ったように欲しがること」
この名言は、私の母校の大先輩であるファッションデザイナーの山本 寛斎さんの言葉です。
山本 寛斎さんは岐阜県立岐阜工業高校土木科出身です。

夢は誰でも思い描けます。
叶えるためには狂ったように欲しがること。
「狂ったように欲しがる」というのは、
それを手に入れるための方法を考え、ゲットするまで絶えず努力・行動することを表しています。

選手それぞれ夢・目標を持っていると思いますが、頭の中で思う、言葉で言うことは誰でもできます。生活の全てをレスリング中心にし、時間を犠牲にして邁進するぐらいでないと、達成なんて不可能でしょう。
夜遅くまでスマホでLINEやゲームをして、睡眠が満足に取れず、次の日の朝練習に影響するようでは、朝練習どころか、その日1日の練習なんて集中した追い込んだ練習はできません…考査前には、時間を上手く利用して要領よく学習しないと、考査で点数が取れず、補習などの呼び出しを受けて練習できない…日常の食事がバランス良く摂取していないと、強い身体はできない、栄養が満足に取れていないので、怪我・病気をしやすい身体、日常の追い込んだ練習についてこれず、すぐに怪我や病気で練習を休まなければならない…といったことでは、夢・目標なんて遠い遠い話しでしょう。

どんな夢・目標を持とうが、結局、達成するために何ができるか?を考えたら、結局は単純なことで、体調管理・自己管理をしっかりして、1日1日の練習を全力で取り組み、日々追い込んだ練習をどれだけ積めるか?だと思います。それ以外に何かありますか…?昨年あったような風邪で休む、補習で休む、怪我で休む…といったことがあるようでは、もう話しにならないということです。2014年、選手たちの奮起に期待します。

努力

2013-12-15 | 名言
努力して結果が出ると、自信になる。
努力せず結果が出ると、傲りになる。
努力せず結果も出ないと、後悔が残る。
努力して結果が出ないとしても、経験が残る。<発言者不明>

なるほど…すべてそう言えますよね…
●努力して結果が出ると、確かに自信になりますし、今後のモチベーションも上がります。

●努力せず結果が出ると、その時は上手くいったとしても、このまま思い上がって錯覚していると、後で痛いパンチを浴びます。努力もしない好結果なんて、そんなに続かない…甘くないです。

●努力せず結果も出ないと、後悔します。この時に反省して「やらなければ」と思い行動に移せればいいのですが、思うだけで行動に移せないのが多いように感じます。まぁ~「口で言う」「思う」ことは誰でもできますし、負けた時点では悔しい気持ちを持てるのですが、時間の経過とともに薄れる者が多いですね。

●努力して結果が出ないとしても、経験が残る。レスリングだけでなく全ての競技スポーツに共通して言えることだと思います。努力しているから結果が出るとは限りません。人に勝利することは難しく、これが、競技スポーツの厳しさだと思います。しかし、その時は結果が出なくても、この時の負けや経験は、必ず後々活きてくるものです。だから、諦めず努力を継続できることも才能ですし、そういう者が最終的に結果を出してくると感じます。

まもなく2013年が終わりますが、この1年間、京都八幡の選手たちは、果たしてどれぐらいの努力をしたのだろうか?

重要なのは、勝つために準備する意欲である。

2013-12-11 | 名言
「勝つ意欲」はたいして重要ではない。そんなものは誰もが持ち合わせている。重要なのは、勝つために準備する意欲である。
ボビー・ナイト(バスケットボールコーチ)

ホントそうですよねぇ~言いこと言ってます。
誰も負けたくて負ける奴なんていません。みんな勝ちたいに決まってます。
口では何とでも言えます。いくら「優勝したい」「次は勝ちたい」と言っても、結局できることは、日常の自己管理をしっかりして、毎日地道に練習を積み重ねていくしかないんですよね…「重要なのは、勝つために準備する意欲である。」まさに、この言葉どおりです。

「肉離れ?…………準備が足りないのです。」

2013-11-25 | 名言
「肉離れ?ライオンに襲われた野うさぎが逃げ出すときに肉離れしますか?準備が足りないのです。」
Ivica Osim

さすが、いいこと言いますよね。新人戦が不本意な惨敗結果で終わり、本来ならば、全選手が一丸となり、モチベーション高めてバリバリ練習を積んでいかなくてはならないのに、試合が終わっても、体調不良だの怪我人だの…が多いです。
どこのチームも共通して言えることだと思いますが、たいがい、怪我するやつ、体調崩すやつは毎回一緒…固定されてます。年に何回、怪我する?年に何回、風邪引く?何度言っても一緒…話しになりません。最近、技術を語ることはほとんどありません。
そしたら、体調崩す・怪我する者が、練習前後に念入りにストレッチするとか、練習後にお互いにマッサージするとか、居残りで毎日1時間でも、筋トレをして帰るとか、練習後にプロテインなど栄養を意識して摂取するなど、いわゆるできる努力をしているのか?と言ったら、全くしていません。
自己管理ができ、怪我をしやすい体質なら、ストレッチや食事・栄養といった身体づくりを意識し努力ができないと今後も変わることはできないでしょう。
選手が奮起してくれればいいのですが、期待しても裏切られることが多いので、あまり期待せず見届けます。