京都八幡高校レスリング部・京都八幡ジュニアレスリングクラブを指導する監督・浅井 努の日記

剛毅果敢(ごうきかかん)をキャッチフレーズに全国優勝を目指す。

8月に開催された大会を振り返って

2011-09-13 | 高校生レスリング
長い期間、更新が止まっていて申し訳ございません。
遅くなりましたが、この夏、開催された大会を振り返ってコメントしたいと思います。

インターハイ
個人戦に3選手が出場しましたが、惨敗でした。
中村弦斗(3年)は準々決勝、もつれて3P、1ポイントリードで、ラスト15秒で追いつかれ逆転負け。
浅井 翼(1年)も3回戦、1Pはローシングルでポイント奪い、幸先よく奪ったものの、2Pは終了ブザーが鳴るギリギリで失点。3Pはラスト30秒で片脚から押し出されて敗退。
2人とも後味悪い・悔いが残る試合内容でした。大会前、技術練習にこだわり過ぎ、試合直前まで息を上げる・追い込む練習が不足した責任を感じています。

全国高校グレコ大会
古澤宏野(1年)がグレコ初試合。
スタンド戦ではよく奮闘しましたが、やはりグラウンドでしょう。
攻撃で回すことができず、防御で返される。一番、最悪のパターンです。
もっと防御が粘り強くならないと、簡単に腕を取られたり、回されていては、フリーでも結果は同じです。
いまは技術の前に身体・筋力・体力づくりの過程なので、春までに5kgの増量を目指します。
森垣 心(3年)はレスリング選手として最後の試合でした。
インターハイでは2回戦敗退。この大会は敗者復活2回戦敗退と、本人もレスリングの大会では不本意で終わってしまったと感じていると思います。
レスリングはこれで終わりですが、今後、自分の身体を生かし、来春卒業後にいよいよ大相撲に転向します。
来春までの半年間、しっかり基礎体力づくりをさせて、140kgにして角界に送り出したいと思います。

世界カデット選手権大会
浅井 翼(1年)が出場しました。
インターハイ惨敗のあとの1週間、1日朝・午後と2回、かなり追い込んで練習。また、出発直前の6日間も大学生の胸を借り練習して臨ませました。
どのくらい通用するか楽しみにしていましたが、甘いものではなく1回戦惨敗。
国際大会初出場で何もかもが初めての経験でした。
世界のレスリングを見たせいか、帰国後はモチベーションが高く、敗れはしたものの、今後の競技人生に生きる経験をしました。これからですよ。