京都八幡高校レスリング部・京都八幡ジュニアレスリングクラブを指導する監督・浅井 努の日記

剛毅果敢(ごうきかかん)をキャッチフレーズに全国優勝を目指す。

JOC②

2012-04-30 | 高校生レスリング
宏野は2回戦、いままで一度も勝ったことのない和歌山の選手との対戦。昨年6月の近畿選手権、12月のJOC近畿予選、今年1月の全国選抜近畿ブロック予選と3戦3敗で、今大会で4度目の対戦。3Rまでもつれたが、大接戦をものにし初勝利。いままで負けている相手に勝利するには、もの凄いエネルギーが必要です。よくやったと思います。しかし、ベスト8で同じ京都の相手に敗れました。これは悔しい負けでした。リードしていて終了ラスト3秒で失点。守りに入ってしまったことが敗因です。よい経験になったと思います。この経験を反省し、もっと練習して次大会につなげて欲しいです。
翼は決勝で、選抜に続き、またまたJOCアカデミーに敗れ2位。なかなか私の思うとおりにはなりません。さすが、JOCアカデミーですよ…。そう簡単には勝たせてくれません。そりゃ、相手は実績も乏しい選手に、簡単に負けられるわけないですよね…。1Rをクリンチで奪われ、ハーフタイムが終わり、2R開始前、相手が声出して気合いを入れて、マットセンターに出てきました。これを見ていたら「絶対に負けられない」意地とプライドを感じました。さすが、アカデミーです。気持ちも強いです。しかし、こちらもこんなレベルで足踏みしている場合ではないので、インターハイは結果を出せるよう全力尽くします。
高校生は不本意な結果で終わりましたが、卒業生の活躍には刺激を受けました。マサルの優勝は嬉しいことです。安定してきました。ジュニアの優勝に満足することなく、さらに上を目指して欲しいです。健太は階級をアップし初めての大会。決勝で残念ながら敗れましたが、これから84の体をしっかりつくって、頑張ってもらいたいです。

JOC①

2012-04-28 | 高校生レスリング
少し時間は経過しましたが、24年度初戦のJOCが終わりました。4選手とも思っていたとおりの成績が残せず、悔しい限りです。
竜太郎は、相手の攻撃をしのぐのがやっとで、技術、体力と全ての面において相手が数段も上でした。やはり高校3年生ともなると強いです。
また、この階級の反対ブロックからは、同じ京都の中3の選手が決勝に上がり、その試合も観戦し、全中に向けてモチベーションが高くなったと思います。中3でJOCに出場できた経験は大きいです。よい経験になったと思います。
泰士は、初めての減量に苦しみました。計量2日前から落ちも急に悪くなり、当日の朝は計量失格か?と思いましたが、よくついてきてパスしました。試合は、持ち味を発揮できずに、本人も不本意だと思います。しかし、今大会の減量の経験や試合経験、他の試合を観戦できたことは、今後の大会へ活きてきます。これからでしょう。

JOC組合せ

2012-04-17 | 高校生レスリング
JOC組合せが、神奈川県協会HP上にアップしていました。
翼は、選抜では仕掛けられなかったので、次こそはタックル決めます。クリンチ勝負になるぐらいなら最初からとばします。攻撃しないと勝てない相手なので、最初からいきます。
泰士のグレコも楽しみです。レスリング歴は1年しかありませんが、元々、柔道で実績がある選手なので、スタンドで積極的に仕掛けさせます。
また、竜太郎が高校生とどんな試合をするか?やれる実力はあります。
これ以上、多くは語りませんが、楽しみです。

福井大会

2012-04-16 | 中学生レスリング
15日(日)中学生9選手が福井大会へ出場しました。
今週は朝練習からアップダウンの激しいコースのロング走やインターバル走と朝からかなり走り込み、
午後のマット練習においても、2時間近くマットに入りっぱなしと、この週は追い込みました。
疲労のピーク時に試合でしたが、全中に向けての通過点なので、練習の一環で出場しました。

拓磨は、いままでの両脚・片脚タックルだけではしんどいので、ハイクラッチの練習を始めました。
意識して取り組むようになり、今回の決勝では、ハイクラッチからの二次攻撃の処理が速く、練習どおり動きが出ました。
これから全中に向け、いままでのタックル+ハイクラッチに、差し、2オン1、がぶりを中心に練習させていきます。

晃次郎は以前から比べ、積極的に仕掛けることができるようになってきました。
今回はローシングルから返されて敗れましたが、よく攻めるようになりました。
敗れましたが、次につながる内容です。これからです。
ローシングル仕掛けるまでの組み手と入ってからの処理の練習を、竜太郎と一緒にもっと練習させていきます。
また、体力アップしたらもっと確実性は増すでしょう。

優樹は相手に合わせてしまい、簡単に脚を触らせてしまいました。
常に相手の動き、相手ペースで試合が進んでいました。全く攻撃すらさせてもらえなかった内容です。
後手後手に回り、受け身になってしまったことが敗因です。組み手が悪かったですね。
次回は、もっと自分からガツガツ攻めて欲しいです。

和世は2勝して3位入賞しました。いままでこんなことはなかったです。
小学生時代から比べ、この1年間で少しづつではありますが、確実に1歩づつ前進しています。
本人も2勝しての3位入賞は初めてで、これからもっともっと努力すれば、さらに上を狙えると感じてくれたと思います。

軽量級の2年生4選手は、周りに刺激しあえる仲間が多くいます。一つ上には竜太郎もいます。
お互いに、もっともっと競り合って、切磋琢磨して欲しいです。

俊之の試合内容はまだまだです。本人にも話しましたが、今回の内容では、全中では3位入賞すら難しいです。
満足することなく、もっと努力しないといけません。全体的に動きがドタバタしていて、何をするにもキレがありません。
技術もそうですが、動き自体にキレがありません。実力ある相手だと、すぐに反応され、何もさせてもらえないです。
本人が一番良く理解していると思います。とにかく練習です。

勇輝は、そもそも構えから動きといい、全てがメチャクチャです。
また、以前よりは前進していますが、まともに、しっかり練習が積めていません。
技術的なことを語る前に、まずはここからしっかりできないと話しになりません。

涼磨は技術以前に、この階級では体力的に劣っています。
身体つきを見てのとおり、相手に体力差で圧倒されてしまっている試合内容です。
筋力・体力をつけるには時間がかかります。焦らずコツコツやるしかありません。

このように中量級3選手はもっともっと努力が必要です。他チームの選手は、ホント、実力があります。
全中まで約2ヶ月。全力尽くします。

新学年・新学期スタート

2012-04-11 | 高校生レスリング
高校生は9日(月)始業式、入学式があり、男山三中も9日(月)始業式、本日入学式と24年度スタートしました。
私事ですが、北キャンパスから南キャンパスへ異動となり、同じ高校とは言え、キャンパス違いだけで随分、生徒の雰囲気から何もかもが全く違い、新鮮ですが戸惑いの日々を送っているところです。

本年度初戦となるJOC杯まで10日を切りましたが、良い練習が積めていると思います。
朝練習でもしっかり走り込んでいます。ロングにインターバルによくついてきています。
午後のマット練習も意識が高く取り組めるようになっています。
JOC杯には4選手が出場します。減量に入った選手が1人いますが、3選手は計量前日の19日まで徹底して追い込み試合に臨ませます。
良いスタートダッシュを切れるよう全力尽くします。