京都八幡高校レスリング部・京都八幡ジュニアレスリングクラブを指導する監督・浅井 努の日記

剛毅果敢(ごうきかかん)をキャッチフレーズに全国優勝を目指す。

JOC(1)

2013-04-30 | 高校生レスリング
JOC…ジュニア2選手、カデット6選手の計8選手が出場。全国選抜に続き、厳しい結果で終わりました。
カデットフリー46・50kg級に出場した中学生の拓磨と晃次郎…拓磨は初戦を突破したものの2回戦で優勝者と対戦…技術も体力も相手が3枚も4枚も上手で、全く何もさせてもらえませんでした。同年で同階級…ボコボコにやられた悔しさは絶対に忘れず胸に刻み、必ず追いつき・追い越す気持ちで命をかけて練習を積み重ねていくぐらいでないと捉えられないでしょう。晃次郎は初戦…高校生相手に、終始攻め続け内容は悪くなかったです。1Pを奪いながら、2P、片脚タックルを仕掛けたところ、力づくのネルソンを喰らい逆転フォール負け…技術力で攻めながら、最後は強引な力技で屈した感じです。若い時にこういう負けを経験し、しっかり体力・身体をつくって欲しいです。
カデットフリー58・46kg級に出場した怜と樹希也…怜はベスト8で優勝者に1・2ピリオドとも片脚タックルを喰らい、グランドでローリングとアンクルで回される完敗。選抜も内容が悪かったので、これから奮起して練習を積んで欲しいです。樹希也は何もさせてもらえず初戦敗退…まだまだです。
このように、8選手出場中の4選手は、ボコボコのテクニカルかフォール…。かなり厳しい現状を突きつけられました。相当、追い込んだ厳しい練習を積み上げていかないと、全中、インターハイも選抜、JOCと同じ結果・大惨敗を味わってしまいます。



最後のブザーまでベストをつくす

2013-04-10 | 教訓
徒然草に「高名(こうみょう)の木登り」という有名な話があります。
これは、木登りの名人が、若手の部下に木を切らせていたが、高いところに登っているときは何も言わなかったが、安全そうな高さにまで降りてきたときに、「用心して降りよ」と声を掛けたという。
人は誰も、高いところにいるうちは、自分でも危険を感じて用心するが、飛び降りても大丈夫なような距離まで降りてくると、つい気を抜いてしまい、そこで怪我をする。
詰めが甘い人間は、最後の最後に大失態をしやすい。
全国選抜大会の個人戦の浅井翼の試合といい、団体戦の根本怜の逆転された試合なんかは、気が緩んでいたわけではないが、勝っている状況で、ラスト数秒の残り時間を考えたら、相手はどういう攻撃を仕掛けてくるか?相手のレスリングスタイル・特徴を考えたら、最後の攻撃は想像できる。それに対しての対応ができずに、土壇場で逆転を許した。私の指示・指導不足と「最後のブザー・瞬間まで全力尽くす」このことを痛いほど味わいました。この経験を必ずプラスにし、夏のインターハイでは何が何でも最高の結果に導かなくてはならない。頑張ります。


新学期スタート

2013-04-08 | 高校生レスリング
入学式も終了し、平成25年度新学期がスタートしました。全国選抜大会での惨敗の悔しさは全く忘れていません。時間が経過しても、あの悔しさは絶対に忘れません。4月に入り1日1日が勝負です。まずは4ヶ月後のインターハイに向けて、有言実行できるよう、とにかく全力尽くすだけです。

西日本中学大会

2013-04-07 | 中学生レスリング
中学生の西日本中学大会が茨木市民体育館で開催されました。新学年での初大会…3月末、高校生の全国選抜大会での不本意な結果、不甲斐ない試合内容を反省…練習を含め全てが甘かったです。心を入れ換え、4月1日から午前・午後ともかなり追い込んだ練習をしているところです。このような中、今日あたりは選手の疲労がピークで、試合するにはシンドイ状況だったとは思いますが、あくまでも、中学生は6月の全中に照準を合わせているので、今日は練習の一環として、勝負も大切ですが、今後につながる試合内容をしてくれればと思い見ていました。
1年生の2人は4月から生活が180度変わり、この1週間、経験したことのない練習を重ねました。今日の試合はよく頑張りました。泰之と和世にはもっと頑張って欲しいですね。一方的にやられているので、負けるにしても、自分から攻撃して次に繋がる内容であって欲しかったです。次回からの奮起に期待します。拓磨は怪我から復帰したばかりで、練習が思うとおり積めてなかったことも響き、気持ちの上で弱気の面が、試合中の動きに表れてしまいました。これから巻き返して欲しいです。優樹は、順調に伸びてます。小学5年生から始め、小学生時代、全く勝てなかった選手が力を付けてきました。今後が楽しみです。晃次郎も先月の富山遠征で高校生との試合で全勝。攻撃力が増し、最近安定してきて楽しみです。4月はこの後、福井大会、JOC、5月はGW合宿と、当面、全中に向けて全力尽くします。

教育長就任

2013-04-02 | 話題
遂に京都府教育委員会教育長に前京都八幡高校校長の小田垣先生が就任されました。
本日の京都新聞朝刊に大きく掲載されてます。
再編統合前の旧八幡高校時代の1998年…当時、教頭だった小田垣先生の後押しのお陰で、レスリング部を創部できました。
創部後、苦しい時代もありましたが、常に支援してくださり力を与えてくれました。
再編統合した京都八幡高校初代校長時代…春の第51回全国選抜大会で初出場初優勝…夏のインターハイは残念ながら準決勝で敗れ、初出場初優勝・春夏連覇はならなかったものの、いまの京都八幡高校レスリング部があるのは、紛れもなく小田垣先生のお陰です。小田垣先生がいなければ、京都八幡レスリングは存在していなかったでしょう。
選抜から帰ってきた3月30日には、お電話を頂き「インターハイは頑張れ」と温かい言葉をかけてくれました。
教育長在任期間中に、もう一度頑張らないといけません。平成27年度は地元・京都インターハイがあります。何が何でも地元優勝で恩返しできるよう全力尽くすだけです。