野村の「監督ミーティング」 (日文新書) 橋上秀樹(著)
この本は野村さんが執筆したものではなく、ヤクルト、阪神、楽天と3球団で、延べ12年間にわたって、野村監督の下で選手・コーチとしてやってきた橋上秀樹さんが書いたものです。
この本には野村監督の発言や著作だけでは分からない、人間「野村克也」の本質が書かれており、客観的な視点から第三者の目で「野村克也」について書かれています。とても参考になり、自己啓発書としては、たいへん優れた本であると思います。
この本の冒頭に『仕事、人生は結果でなくプロセス重視』という言葉が出てきます。「なるほど」と思います。
人が結果を追い求めると、逆にいい結果が出ないことが多い。結果を追えば追うほど、無心や無欲といった状況になることが難しい。プロセスの中にこそ勝利や成功への方法論が蓄積されている。
過程を重視しない勝利や成功は無意味なものである。「勝利」という結果だけを追う考え方を否定している。
レスリングもまさに同じようなことが言えると思います。
結果だけを追い求めていると、その先の成長がなくなる。結果が良ければ、手を叩いて喜ぶ場面を目にする。しかし、重視しなければならないのは、プロセスであり、その選手のプレーはどんな状況であったか、選手たちの日常の練習内容・姿勢を見なければならない。特に、若い選手を指導する私には、この考えが必要だと感じました。
勝利だけを追うと間違いなく勝利は逃げていく。結果も大切だが、結果だけではなく、プロセスを見ることができる指導者でありたいし、見る目を養いたいですね。
この本は野村さんが執筆したものではなく、ヤクルト、阪神、楽天と3球団で、延べ12年間にわたって、野村監督の下で選手・コーチとしてやってきた橋上秀樹さんが書いたものです。
この本には野村監督の発言や著作だけでは分からない、人間「野村克也」の本質が書かれており、客観的な視点から第三者の目で「野村克也」について書かれています。とても参考になり、自己啓発書としては、たいへん優れた本であると思います。
この本の冒頭に『仕事、人生は結果でなくプロセス重視』という言葉が出てきます。「なるほど」と思います。
人が結果を追い求めると、逆にいい結果が出ないことが多い。結果を追えば追うほど、無心や無欲といった状況になることが難しい。プロセスの中にこそ勝利や成功への方法論が蓄積されている。
過程を重視しない勝利や成功は無意味なものである。「勝利」という結果だけを追う考え方を否定している。
レスリングもまさに同じようなことが言えると思います。
結果だけを追い求めていると、その先の成長がなくなる。結果が良ければ、手を叩いて喜ぶ場面を目にする。しかし、重視しなければならないのは、プロセスであり、その選手のプレーはどんな状況であったか、選手たちの日常の練習内容・姿勢を見なければならない。特に、若い選手を指導する私には、この考えが必要だと感じました。
勝利だけを追うと間違いなく勝利は逃げていく。結果も大切だが、結果だけではなく、プロセスを見ることができる指導者でありたいし、見る目を養いたいですね。