京都八幡高校レスリング部・京都八幡ジュニアレスリングクラブを指導する監督・浅井 努の日記

剛毅果敢(ごうきかかん)をキャッチフレーズに全国優勝を目指す。

目標設定(1)

2016-05-13 | コーチング
現在のレスリング選手の平均引退年齢ってどのぐらいなんだろうか?
引退って言葉はあまり好きではありませんが…
ようは、オリンピックを目標に置いていて、トップを目指している選手が一線を退く年齢って、平均したら何歳なんだろう?
こんなん調べたわけではありませんが、仮に30歳までトップで続けたら、小学1年生の7歳からレスリングを始めても23年です。
大学卒業まで続けるならなら15年。高校卒業までなら11年しかありません。
小学校1年生から始めてこれですから、これが中学から始めていたら、もっと短いわけです。
こう考えたら、レスリングを第一線でできる時間なんて、とても限られています。
ましてや、現在の小学生の子ども達は、習い事などやらなければいけないことがたくさんあり、レスリングに打ち込める時間は短いです。
だから、練習は、いかに質の高い練習が求められるか?が、「強くなる・上達する」重要な要素になってくると思う。
いまさらか?と言われますが、そう考えたら、私の役割って、大変責任重大というか考えさせられます。
高校生、中学生、小学生と、どの世代においても毎日の練習の質を上げる。質の高い練習をするには、色々な要素が必要ですが、まずは、選手たちにどんな目標設定をさせるかですね。これによって、毎日の集中力が違ってくると思います。

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