京都八幡高校レスリング部・京都八幡ジュニアレスリングクラブを指導する監督・浅井 努の日記

剛毅果敢(ごうきかかん)をキャッチフレーズに全国優勝を目指す。

反復練習の大切さ

2016-05-10 | 教訓
レスリングの技術を上げるには、毎日の地道な反復練習で体に覚えさせることが一番大事です。
スパーリングで上手く決まったとしても、それが試合で出来なければ意味がありません。

学校におけるテストと同じですね。
テスト前の授業では、各教科の先生からテスト範囲や出題ポイントなどを話してくれます。
これに沿って、しっかり学習さえしていれば、本番もしっかり点数を取ることができます。
もし、こんなんで点数が取れないということは、あきらかに勉強していないということがわかります。
普通は、テスト直前までそれを覚えようと勉強しているはずなので、本番で欠点を取るような点数は取らないでしょう。
しかし、中間考査や期末考査でできた結果は、本当の実力でないと思います。
何でもない時に、いつでも答えられる・いつでもできることが、本当の意味での自分の知識・自分の実力であり力だと思います。

レスリングも同じことが言えます。
体にしみついていて、どんな試合の状況でも自分の形・自分の得意技が繰り出すことができる。
誰が相手でも、どんな試合展開になろうが、最後は、自分の得意なタックル・技術で試合を決める。
こういうタックル・技術を身につけるには、毎日の地道な反復練習の繰り返しが大切です。
試合で、いつでも同じことができて初めて、自分の武器であり力となるのです。

しかし、反復練習の大切さが分かっていても、毎日同じことを何回も繰り返すことは、気持ちが「飽きる」ことも考えられます。
「飽きる」
この言葉は、技術向上、強くなるための妨げになります。
いかに、モチベーションを高め、反復練習を繰り返すか?「飽きる」ようでは、所詮、何も身に付かづに終わってしまいます。

小学生は昨年冬から大会に出場し始めて、現在のレベルの高い小学生のちびっこの大会で、なかなか結果が出ません。
技術・タックルがまだまだで、試合では何もできません。
この4月からギアチェンジして基本的な技術を繰り返し練習していますが、これからの反復練習に、飽きづに集中してついてこれるか?にかかっています。子どもたちの頑張りに期待したいところです。


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