京都八幡高校レスリング部・京都八幡ジュニアレスリングクラブを指導する監督・浅井 努の日記

剛毅果敢(ごうきかかん)をキャッチフレーズに全国優勝を目指す。

今夏に出場した全国大会総括(高校生)

2009-08-31 | 高校生レスリング
全国高校総体(奈良インターハイ)
84㎏級 北村公平(3年)
2連覇と2階級制覇がかかっていましたが、結果はご存じのとおり3回戦敗退。
そんな、思うとおりにはいきません。全てが甘かったです。
特に、日常の取り組みに甘えがありました。本人には重々話しをしました。
国体まで、いかに自分自身を追い込むか?でしょう。

74㎏級 山原健太(2年)
3月の全国選抜に出場できなかったので、このインターハイが全国初出場。
3回戦で優勝者に僅差で敗れる。
敗れた内容が、1R、山原がタックルを決め1ポイントリード。
ラスト3秒で追いつかれ1-1の後者ポイントで取られる。
2Rは山原がタックルで攻めるものの取りきれず
相手が山原のタックルを上手くかわし、がぶりからバックを奪われ失点。
内容的に押していただけに残念です。
しかし、今後の試合に非常に期待が持てます。

全国高校生グレコローマン選手権大会
50㎏級 中村弦斗(1年)
1~2回戦は順調に勝ち上がったが、3回戦で首投げを受けてしまい
フォール負け。四つ組の勝負に腰を引いてしまったのが敗因です。
グレコの試合は初めてだったが、そり投げができるので、
もっと思いっきり仕掛けてて欲しかった。
フリーでコンタクト勝負になった時に、グレコの練習が生きてきます。
差し合いなど意識して練習して欲しい。

74㎏級 山原健太(2年)
2回戦敗退。内容が悪すぎた。
スタンドは防戦一方。グランドで返せない。デフェンスで回される。
グレコの試合では最悪パターンで、良いところ無しで敗退。
これから国体に向け、やはりローリングの攻防でしょう。

84㎏級 北村公平(3年)
3回戦でインターハイで負けた相手に雪辱。
同じ相手に、いくらスタイルが違っても、負けるわけにはいかなかった。
スタンドでポイントを奪い、試合を優位に進めた。この試合の集中力は良かった。
ここまでは良かったが・・・。 
準決勝ではローリングのディフェンスの弱さが出てしまった。
グランドの強化は公平の課題です。

96㎏級 山原翔一(3年)
本来、84㎏級でありながら、一回り大きい相手に上手く試合を進めていた。
3回戦で競り合いの中、3Rのグランドのディフェンスを
守りきれば勝ちのところを守りきれずに返されて敗退。
国体に向け、やはりローリングの攻防でしょう。

今夏に出場した全国大会総括(小学生)

2009-08-30 | 小学生レスリング
全国少年少女選手権大会(東京・代々木)
中林来樹(6年)
この大会の優勝者と初戦で対戦した不運もあったが、
失敗してもいいから、もっと果敢に攻めて欲しかった。
小学生の最後の全国大会で勝たせてあげられなかったのが心残り・・・。

中村 準(5年)
全国大会初勝利。いままでことごとく1回戦で敗れていたが
本年は1回戦を突破した。2回戦ではこの大会の優勝者と対戦。
全く歯が立たなかった。トップといまの自分の実力がしみじみ分かったと思う。
来年は小学生最後の全国大会なので頑張って欲しい。

本年は2名だけという寂しい出場でしたが、
来年は今年から始めた子供達も1年が経過するので出場します。
来年度の全国少年少女大会は広島市で開催されます。
入賞できるように頑張っていきましょう。
その前に、まずは、目の前の大会に向け全力を尽くしましょう。