京都八幡高校レスリング部・京都八幡ジュニアレスリングクラブを指導する監督・浅井 努の日記

剛毅果敢(ごうきかかん)をキャッチフレーズに全国優勝を目指す。

JOC(3)

2013-05-02 | 高校生レスリング
ジュニアフリー74kg級の浅井翼…順調に勝ち上がり、準決勝で学生チャンピオンと対戦しましたが、また跳ね返されてしまいました。
全日本の時と同じようなパターン…タックルでポイント奪うものの、ラストで追いつかれる。先制するものの1ピリオドが奪えません。1ピリオド先制すれば、流れはまた違ってくるとは思うのですが、なかなか思う通りにいきません。
差しや強引な投げや、かぶり技で奪われたのではなく、残り20秒でもしっかり追い込んで、プレッシャーかけて、正攻法のタックルでポイントを奪ってくるところは、やはり上手いです。
日本レス協会HPの優勝者の特集記事のネタになってしまいましたが、「高校生のなかでは決してずば抜けた存在ではない…」と記載されているとおり、全国選抜で3ポイントもリードしておきながらラスト数秒でひっくり返されるんですから…高校生相手に追いつかれる実力で、ましてや相手は学生チャンピオン…そりゃ、ポイント奪っても追いつかれますよね…
まず、この2人の高校生から完璧に頭一つ抜け出し、2人を置き去りにする実力でないと話しになりません。
5月に入りました。高校の大会で完璧な内容で優勝し、力をつけてもう一度挑戦したいですね。インターハイまで丸3ヶ月あるので全力尽くすのみです。

JOC(2)

2013-05-01 | 高校生レスリング
カデットフリー76kg級の脇田俊之…2回戦で2位の選手に敗れる。タックルでポイント奪いリードするものの、崩れていない・追い込まれていない相手に対し、ハイクラッチで伸びて自滅…いつも、このパターンで自滅し自ら相手にポイントを献上する場面が多すぎる…毎試合、しっかり反省して次大会に生かして欲しい。
カデットフリー50kg級の早山竜太郎…準決勝で近畿予選優勝の選手に敗れる。3ピリオドまでもつれ、最後はボール勝負で相手に優先権が出てしまい運もなかった。バランスは良いが、身体の線が細く、体力・筋力面で劣り、前前へ前へプレッシャーをかけられると苦戦するし弱い。インターハイまで3ヶ月あります。体力・筋力をつけながら、技術面ではコンタクトからいかに自分の組手で相手を崩すか?がぶり、差しの精度も上げないといけない。課題は多いです。
ジュニアフリー66kg級の古澤宏野…1回戦突破したが、2回戦で第一シードの大学生に敗れる。1・2ピリオドともポイントを奪えた。特に2ピリオドは、タックルでポイントを取ることができ、敗れはしたが、自信につながったのではないか…今後に繋げて欲しい。