京都八幡高校レスリング部・京都八幡ジュニアレスリングクラブを指導する監督・浅井 努の日記

剛毅果敢(ごうきかかん)をキャッチフレーズに全国優勝を目指す。

痛い敗戦

2009-07-21 | 高校生レスリング
19日(日)に行われた国体予選。
マサルの60㎏級を落としたことが一番悔いに残ります。
ここのところ練習でも相当レベルが上がってきて
「力がついてきたな」という実感を持っていて、
今日は0-0のボールにならずに確実にやってくれるんじゃないかと思っていたが…。
1Rは私の計算どおりで、ローシングルからの二次攻撃も完璧でポイントを奪取。
しかし、2R・3Rは、崩しも単調になり、ローシングルのスピードが落ちた。
足首を取ったものの、そこから攻撃が止まったことが、ポイントが奪えず0-0に終わった原因だ…。
二度とも相手に優先権が行き、確かに運にも見放された。
しかし、京都の予選で0-0のボール勝負で決着がつくような試合をしていても全国では勝てない。
まだまだ本当に力のある選手になるには、
2~3Rにもつれても、長い手脚を生かした崩しなどの組み手技術に、
切れのある・スピードあるローシングルに、
ディフェンスされてからの技術を、もっと練習して極めなければならない。
とにかく、新人戦ではボール勝負にはさせたくない。
マサルが攻めてポイントを奪うレスリングで勝たせたい。
ここ8~10月の3ヶ月の練習が勝負です。

インターハイ組み合わせ

2009-07-08 | 高校生レスリング
昨日、日本レスリング協会HPに、インターハイの組み合わせがUPされました。
1ヶ月後に迫り、「いよいよ来たな」という感じですね。
京都八幡から北村公平(3年)と山原健太(2年)の2選手が出場します。
とにかく、優勝させることしか考えていません。
特に、北村公平は最後のインターハイですし、昨年に続く2連覇と2階級制覇がかかっています。
公平の組み合わせは、私が予想したとおり。
全日本選抜出場のため近畿大会を辞退したため、
シードはなく、早い段階で選抜1位か2位のどちらかと対戦するだろうと
思っていたので、そのとおりとなりました。

個人戦初日の3回戦で選抜1位と対戦できるのは楽しみです。
「74㎏級では物足りないから、1階級上で勝ちたい」と
申し出てきて、84㎏級出場を決めました。
まぁ、こういう経緯から、公平本人が一番楽しみにしているでしょう。

女子マラソン・高橋尚子の「チームQ」ではないですが、
「チーム北村」を結成して(まぁ、結成っていってもメンバーは、浅井、古家、仙波、藤元ぐらいですが・・・)公平優勝のために全力を尽くします。

公平の84㎏級での出場を、周囲はどう見るか?分かりませんが、
公平にとってメリットは多いですよ。

団体が出場できない分、個人に集中できます。
会場が奈良市ということもあり、八幡市から近いので
計量日当日のギリギリまで京都八幡高校で調整できます。
体重も現在、午後練習後で76㎏~77㎏程度で減量とは無縁。
軽すぎますが、無理に増やしても持ち味のスピードが落ちるので
増量する必要は全くなし。
何といっても、古家 圭 選手兼コーチと毎日練習できる。
これが一番の心強いことです。

昨年、田中幸太郎が1階級上げて60㎏級で2連覇を目指しましたが
惜しくも決勝で敗れ、あの瞬間、幸太郎本人だけでなく、
関係者全員が「この世の終わりか」というぐらい、気持ちが沈み、
痛いパンチを浴びました。
そのぐらい、非常に悔しく、苦い経験をしました。
本年は、絶対にこんな思いはしたくありません。
徹底して追い込みさせ、とことん練習して、最高のコンディションに
仕上げさせます。

とにかく、8月5日と6日の2日間、最高のパーフォーマンスを
見せられるよう、やるだけです。

吹田市民大会を振り返って

2009-07-02 | 小学生レスリング
6月28日(日)吹田大会に16名の選手が出場しました。
16名の選手中、本年1月から本格的にジュニアクラブに入部した14名が、
関大カップには出場したものの、これだけ大規模な大会は今回が初出場です。
10年前にジュニアクラブを設立して、初めて試合に出場させた当時を思い出します。
その当時と選手たちの行動が全く変わりません。
会場内の人の多さにビックリしてか、試合前のアップも身が入らない・・・。
ソワソワして、用もないのに周辺をウロウロしたり・・・。
試合まで、まだ30試合もあるのに、もうつりパンを着て準備していたり・・・等々。
結果は1回戦突破した選手が3人(うち1人は不戦勝)いましたが
残りの11人は1回戦敗退で内容もフォールかテクニカルか大差の判定負けという惨敗でした。
これからが楽しみです。レスリングを一から教えた子供たちが、
時間をかけて1勝~2勝~3勝~3位~優勝というように、力をつけて結果を出していく・・・。
こういう姿を見たいので、だから、コーチ業はやめられないです。
これから試合経験を積むにしたがって、一歩づつ突き進み、結果を出せてあげられるよう頑張ります。