猫とおかちゃと月光仮面    のんびりふんわり自然農

~田舎でのんびり自給生活…のはずが
    無農薬、無化学肥料の自然農。猫の手借りたい時もある~

2016年 作付け計画

2016年03月21日 | 自然農
冬ごもりの間に、春以降の作付け計画をたてる。

柱となる考え方としては、

  「自分の口に入れるもんは、できるだけ自分で作る、あるいは自然のもんを調達する」

  「毒になるもんは体に入れへん」

とは言え、所詮60過ぎ女のひとり農。
なんでもかんでも作れるわけやない。

麦と豆とイモ類と。
今年は、もういっべん陸稲に挑戦。
奈良漬も作ってみたいから、瓜の種蒔いてみよ。

と、ついつい手ぇ広げてまうんやねぇ。
あかんあかん。
作物種類はなるべく絞っとかんなら。

まず、三か所の畑の区分けと、作付作物の割り振り。


畝別、作物別の年間作業予定の書き出し。
今年から、三か所の畑を6区画に分けてみた。
今年の栽培予定作物は27種類。





そんで各作物の種や苗の必要数を割り出す。
自家採種分で足らんもんは、ネット注文や地域の種屋さんで調達する。


よっしゃ、準備万端。
あとはぬくなるのを待つだけ。

けど、ほんま言うと、もうちょっとの間、ぬくうなって欲しない。
と言うか、このままずうっと冬でおってくれてもええねんけど。

ちょっと陽ぃさしたら、途端に村がざわつき始める。
あっちこっちから婆ちゃんらの話し声が聞こえてくる。
軽トラがせわしのう走り回る。

この時期が、一年で一番憂鬱な時期。

なあ、「いち」ちゃん、スピカちゃん。
おかちゃも一緒にそこ、入れてくれへん?

うわ、「いち」ちゃん、そんな白目剥いて拒否せんでも…。



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毎度のことながら

2016年01月01日 | 自然農
雪で埋め尽くされてしもたら諦めようもあるんやけど。
今年は年の変わり目になっても畑に入れる。

こうなってくると、ついついゴソゴソしたなるんやね。
と言うより、家の補修するのは気ぃ進まんから畑に出かけた、というのが正解かも。

そのつもりはなかったんやけど、大根全部抜いてきた。
で、長さや太さで、用途別に選り分けて、


手前左は輪切り干し用、右は炒め煮用の大根の皮。
奥左は凍み大根用、右はタコ干し用。


葉っぱは洗うて適当な長さに切って、ネット干し。

何もこんな日ぃにせんでもええことやってるうちに、年が変わってしもた。

畑仕事もひと段落。
また春の野良仕事が始まるまで、ブログ更新は不定期とさせていただきます。

ともあれ、いつも気長に読んでくださってる心やさしい皆様方、本当にありがとうございます。

今年も皆様にとりまして、どうか佳き年となりますように。

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雪の前に

2015年12月29日 | 自然農
すごいよな、今年は。
12月末やゆうのに、まだ畑に入れる。

けど、いつ雪にうずもれるかわからんから、先の分、先の分を収穫しとく。
今日はとりあえずこんだけ。


しかし、こぼれ種から大きなった庭の白菜。
立派やよなあ。

畑でちまちま育てたやつよりずっとでかいやん。
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12月の「中の畑」

2015年12月22日 | 自然農
中の畑は、秘伝豆、小豆、ササギを収穫後、空っぽ。


なーんもありません。
ツワモノどもが夢の跡。


ここは、三か所の畑の中で一番日当たりがええ。
春はツタンカーメン豆も頑張ってくれました。
ありがとうね。
また来年。
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12月の「上の畑」

2015年12月21日 | 自然農
上の畑は条件良うないし、ほんまは大事なツタンカーメン豆植えとうなかった。
けど4,5年間隔の輪作しょう思うたら、上の畑使わんわけにはいかん。
あかんかもしれんと、どこかで覚悟決めながら種蒔いた。

無事発芽して、すくすく育ってる。
けど、上の畑のツタンカーメン豆は、下の畑ほど伸びてない。
霜除けせなあかんかどうかの、境目くらい。

こうなったら実験してみよ。

並んでる二畝の、一畝だけにトンネル立て、もう一畝はそのままにしといた。

こうしたら、トンネルの効果の具合が比較できるんちゃうやろか。
ほかの4畝は裸麦。

こちらは裸麦より細めの苗の小麦「ユキチカラ」。


手前の湿気の多い箇所にも、畝立てせんとツタンカーメン豆蒔いたんやけど、そこの苗はもっと小さいから何もしてない。


それよりもっと湿気高い区画に蒔いた裸麦。


この上の畑にはもう、収穫物はありません。
あとは雪積もるまでの麦踏みと、雪の重みでダンポール折れんようにサル除けネット外すくらいかな。


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12月の「下の畑」

2015年12月20日 | 自然農
ちいちゃいけど、いっちょ前に頭くくってみました、白菜。


白菜の隣は、一昨日慌ててトンネル立てたツタンカーメン豆。


その向こうに、裸麦、ネギ、大根の畝。


ネギも大根も、自然農を始めて以来の豊作です。




玉ネギ。



茶色なりかけてる葉っぱあるけど、大丈夫かなあ。

下の畑全体を見たら、こんな感じ。


雪に埋まってまうまでは、味噌汁用の大根、白菜、ネギをいただきに来ます。
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暖冬のあおり

2015年12月18日 | 自然農
11月末にぞくっとするような寒さがあって以来、気温は「平年以上」続き。
お陰で、すくすく成長するツタンカーメン豆。

ツタンカーメン豆は、大体が普通のエンドウ豆より大きめの苗ではありますが、
それにしても今年は成長著しい。
中には30cm近い丈にまで伸びつつある苗も。

こりゃ危ない。
霜よけしてやらなあかんかも。
けど、うちには葉付きの竹も、十分な量の稲わらもない。
仕方ない、トンネル立てよ。

早速通販でトンネル支柱を注文。
ところが注文から1週間たった昨日、「取扱店にも在庫切れで、入荷日は未定」とのメールが。

一、二日中に雪ゆう予報やねん!
通販の注文は即キャンセルして、町まで出たついでにホームセンター走り回って支柱ゲット。
で、もう夕方になりかけてたけど上の畑と下の畑、とりあえず苗が大きなってる畝だけ、不織布のトンネル立てた。

下の畑は、上の畑よりちょっと気温高い分、苗も大きめ。
二畝植えた二畝ともトンネル立てた。


保温目的違うので、裾はちょこっと持ち上げとります。

上の畑は苗も小さ目やし、できたらトンネルしとうなかった。
けど、トンネル効果を試す意味で、一畝だけ立ててみました。


今晩から雪の予報。
とりあえず間におうてよかった。
さて、成果やいかに。




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リクエストにお応えして

2015年11月17日 | 自然農
「ちょうど野菜切らしてん」
そう言う知り合いに、とりあえず今育っている野菜を送る。


ネギに大根に、まだ巻き途中の白菜。

今年はネギも白菜も、いつもの年より大きい育ってくれてる。
秋が温かったせいやろか。

ということは、越冬させるエンドウ豆や玉ネギの播種適期は微妙にずれてきてるん違うやろか。

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今年の植付け終了

2015年11月13日 | 自然農
下の畑に玉ネギ苗を定植。

毎年、畑で苗育ててたけど、どうもうまいこと育たん。
それで今年は、白菜も玉ネギも、苗を家の庭で育ててみた。

白菜はポットで。
玉ネギは100均の洗いかごに不織布敷いて。

永田農法で使う住友液肥を2回ほど与えたせいか、玉ネギ苗なんか20cmくらいにまで伸びてしもた。
ちょっと大きすぎるんちゃうか、トウ立つんちゃうかて心配になるくらい。

苗かごを畑に運んでたら、目ざとい婆ちゃんたちが次々声かけて来る。
「玉ネギ植えるんか」
「その苗、どこで買うたんや」
「ええ苗やな。へー、自分で作ったんか」

年取ったら目ぇ悪なって…て、いつも言うてるのは誰や。
どこが目ぇ悪いねん。

相変わらずの婆ちゃんパワーの洗礼受けながら、玉ネギ苗200本余りを定植。



これで今年の種蒔き、定植は打ち止め。
本格的な寒さ来る前に終われて、よかったよかった。
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乾燥、急ピッチ

2015年11月05日 | 自然農
収穫期まっただ中。
小豆は7割方、秘伝豆は3割方を収穫済み。
あと、かさばりそうなエゴマが控えている。
既に収穫済みの物の乾燥を完了させとかねば。

で、とっかえひっかえ乾燥作戦。

まずは小豆とササゲ。

ツタンカーメン豆に使った後、小豆の支えにも使っていたネットも一枚撤去、しばらく日干しする。

小豆が乾いたら、秘伝豆、黒豆、オオバコの実など。


それから里芋も。


なんか「入院してもすぐ放り出される」て言うてた婆ちゃんの話、思い出した。
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そら、曲がるわな

2015年10月22日 | 自然農
新しい鍬も届いたし、麦の予定畝を整えとこ。

石を取りながら草の根切を進める。



こんな畑やもん。石がザクザク出てくる。


特に邪魔になる石だけ集めても、ちょっと進むだけですぐにてんこ盛り。


そら、鍬の刃ぁも欠けるわな、ひん曲がるわな。
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自然農の鍬

2015年10月17日 | 自然農
赤目自然農塾では毎年2月の学びの時、道具の説明がある。
塾の指導者、川口由一さんが一番こだわってるのは鍬。
柄と刃の角度は60度。
柄の長さは120~140cm。
刃が厚うて重めのもの。
刃の裏はまっ平らで、柄が飛び出てないもの。
鍛冶屋さんが作った鋼鉄製のもの。
などなど。

けど、こういう鍬、ホームセンターには売ってない。
九州の方と、奈良の方、二か所くらいの農具店でしか扱こうてない。
しかも、結構なお値段。

とは言え、先日ひん曲がってしもた我が愛用の鍬。
麦やエンドウの畝整える時期やから、早よ新しいの手に入れんと。
いっぺん、通販で探してみた。
これ、いけんのちゃうかと思えるのがあったんで、イチかバチか頼んでみた。

で、届いた鍬は、




角度、重さ、柄の長さ。
ほぼこれでええんやけど、刃ぁの裏がなあ。
なんか金具が飛び出てる。刃ぁ全体もグラグラしてる。

金具思い切り打ちこんだら、裏まっ平らになるやろか。







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間に合うんかいな

2015年10月16日 | 自然農
中の畑、下の畑の小豆はつぎつぎと収穫中。
ほぼ8割がたが収穫済み。

それに引き換え、上の畑の小豆はまだ一サヤも収穫できてない。
どのサヤも青々してる。


確かに種蒔くのが一週間ほど遅かったけど、それにしても。
やっぱ、日照時間の短さが関係してるんやろか。
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なんちゅう畑やねん

2015年10月11日 | 自然農
この村で麦作ってる人はおらへん。

移住した当初、麦作るて言う私に、お婆さんたちはいろいろ教えようとしてくれた。

後になってわかったんやけど、皆、麦に関してはほとんど素人やったみたい。
「昔は麦作ってたんやけどなぁ」
お婆さんたちはそう言うて、なんとなく懐かしそうな目ぇになる。

去年10月半ばから下旬にかけて種蒔いたら、なんとなくよう稔ったような気ぃする。
で、今年もその時期に播種しようと、予定地の草の根切っとくことにした。

上の畑の麦予定地。
鍬で草の根切ること二時間。
なんか、鍬が使いにくいなと思たら…、

なんじゃ、こりゃあ!
刃ぁ、曲がってもてるやん!

笹やらなんやら、しつこい根ぇの草多いのと、なんちゅうても石が多い。
小石から岩みたいなもんまで。
ほんまにこれ、畑か? て言いたなるようなとこ。
ここ借りて4年目になるけど、捨てても捨てても石がザクザク出てくる。

鍬の刃ぁ、1年目で刃先はぼろぼろ。
今年はついに柄の付け根から、割れてひん曲がってもた。

これ、ステンレスちゃうで。
結構分厚い鉄の刃ぁやで。

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白花豆の重さ

2015年10月03日 | 自然農
生まれて初めて育てた白花豆。
実ぃがこんな大きいとは思わんかった。

ツルが伸びるのを豆任せにしといたら、なんかあっちこっちで固まってしもてる。
密集したら、実ぃが重いもんやからネットがたわむ。
支柱もグラグラしてくる。

いっぺん支柱立てなおしたのに、またグラグラしてきた。


収穫まで踏ん張ってくれるやろか。
恐るべし白花豆。
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