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カメルーン代表、またもやお家騒動?~選手が出発を拒否

2014-06-09 07:30:25 | アフリカサッカー・スポーツ
またまたお騒がせのカメルーン代表ニュース。8日、仏'L'Equipe'紙が伝えた。



記事の要旨はこんなところ。

カメルーン代表、出発を拒否

出発直前となって、選手から不満が噴出。「不屈のライオン」(※'Les Lions indomptables'、カメルーン代表の愛称)たちは、ブラジルに向けて出発予定だった日曜日、大統領専用機への搭乗を拒否。理由?報酬をめぐる一連の騒動は古くて新しい問題としてつき惑う。

代表選手たちは連盟の善処を期待していったんはストを回避。5月23日の練習、そして6月1日のドイツとのテストマッチ(2-2)に臨んだ。しかし何も変わらず、、、選手側の要求額と協会提案に大きな隔たりがあるのだ。土曜日のモルドバ戦(1-0)の後、いら立ちは頂点に達した。


選手たちは首相臨席の国旗授与式をボイコットし、強化委員長がエンブレムを受け取った。病気を自称するサミュエル・エトゥーに至っては、マッチの後半に至るまで姿を見せなかった。

2002年の悪い思い出
過去に同様の痕跡、2002年の日韓共催大会が思い出される。代表はパリの空港近くのホテルで、約束の支払いをめぐり立ち往生。この一週間の騒動が代表のワールドカップでのパフォーマンスに大きく響き、一次予選であえなく敗退。


今回はいったいどんな顛末に?選手たちは当局側の姿勢を伺っている。ヤウンデに残された時間は限られている。直前の現地入りとなれば、14日に予定されるメキシコ戦は 選手にとっても大変厳しいものとなるだろう。

足止めの選手たち。代表の宿舎の前には出発を見届けようと数百人のサポーターが陣取っていた。しかしいつ出陣となるのだろうか?




代表の問題はアフリカ共通の悩み。こちらの記事『サッカーキリンチャレンジ【日本代表×ガーナ代表】に思う』でもご紹介した。

それでもカメルーン代表は、あまりにおなじみの協会との悶着。上記の2002年の話は、中津江村への到着が大幅に遅れたことで日本でも広く伝えられた。背景にはこのような事情があったのだ。6月11日(水)の映画&トーク『ソカアフリカ』でも、カメルーン代表の問題に触れられるシーンがある。こちらは本日最終のご案内を別記事でアップさせていただいたので、お越しいただける方はチェックポイントである。

(おわり)

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