アフリカ情勢理解の三種の神器、とンボテが呼んでいる三つのメディア。中でも最主要媒体はフランス国際ラジオ放送(RFI)だ。とくに朝のAfrique matin、お昼どきのAfrique midi、そして夕方のAfrique soirは、アフリカ関係者必聴のニュースが流れる、貴重な30分。
そのAfrique Midi を長く担当したRFIのキャスター、おなじみローラン・サドゥ(Laurent Sadoux)氏が30日、逝去した。
(↓クリックするとローラン・サドゥ氏によるRFI、Afrique Midiのプロモ画像が見られます。)
この声、お聞き及びがある方も多いだろう。そして懐かしのサウンドロゴ。低いトーンのバリトンと、独特の抑揚で、アフリカの紛争や問題をダイレクトに報じ、喜びや希望を伝えた。たくさんの聴取者をアフリカ世界ににいざなった。ンボテも彼の声からコートジボワールの内戦を聞き、コンゴの紛争を知り、遠くチャドや中央アフリカの情勢に想いを馳せた。
ローラン・サドゥ氏は1983歳、18歳にして学校に背を向け、RFIで働き始めた。一時、他局に離れていった時期もあるが、やがてRFIに戻ってきた。2000年にアフリック・ミディのキャスターに抜擢。15年に渡って30分のアフリカニュースライブを担当。ある時は怒りを、ある時はユーモアを。「アフリカのニュースを伝えたくて。」まさにRFIアフリックの顔であった。
享年51歳、あまりに若くしての他界。大好きだった、ラジオの声が作る空間。あのお昼のアフリカライブは、もう戻ってこない・・・。
(おわり)
そのAfrique Midi を長く担当したRFIのキャスター、おなじみローラン・サドゥ(Laurent Sadoux)氏が30日、逝去した。
(↓クリックするとローラン・サドゥ氏によるRFI、Afrique Midiのプロモ画像が見られます。)
この声、お聞き及びがある方も多いだろう。そして懐かしのサウンドロゴ。低いトーンのバリトンと、独特の抑揚で、アフリカの紛争や問題をダイレクトに報じ、喜びや希望を伝えた。たくさんの聴取者をアフリカ世界ににいざなった。ンボテも彼の声からコートジボワールの内戦を聞き、コンゴの紛争を知り、遠くチャドや中央アフリカの情勢に想いを馳せた。
ローラン・サドゥ氏は1983歳、18歳にして学校に背を向け、RFIで働き始めた。一時、他局に離れていった時期もあるが、やがてRFIに戻ってきた。2000年にアフリック・ミディのキャスターに抜擢。15年に渡って30分のアフリカニュースライブを担当。ある時は怒りを、ある時はユーモアを。「アフリカのニュースを伝えたくて。」まさにRFIアフリックの顔であった。
享年51歳、あまりに若くしての他界。大好きだった、ラジオの声が作る空間。あのお昼のアフリカライブは、もう戻ってこない・・・。
(おわり)