摂氏911

自然な生き方をめざす女性が、日々のできごと、感じたことなどをつづります。

『ブロードウェイ♪ブロードウェイ』を見て

2009-02-19 01:13:05 | 行ってきました
今月見たいと思っていたドキュメンタリー映画3本を
気力・体力が足りなくなって断念したのですが、
当初は見るつもりがなかった映画を
見に行ってきました。
それは、16年ぶりに再演されるミュージカル
『コーラスライン』のオーディションを映した
『ブロードウェイ♪ブロードウェイ』という映画です。

昨日、家に遊びに来ていた友人と話していたとき、
その友人が今日は映画に行くと言うので、
「私も『ブロードウェイ♪ブロードウェイ』っていう
映画を見に行くの。
私、前にダンスやってたから」と
自分で言っているのを聞いて、驚きました。
そうだ、大学時代のある時期、
熱心にダンスをやっていたことを
久しぶりに思い出しました。
その頃やっていたのはジャズとモダンでしたが、
やっていくうちにその動きが
自分の体にしっくり来ない、
もっと自分の心と体に合った踊りがあるはずと思い、
それが見つかるまで踊りは「休もう」と思ってから
早10ウン年が経ってしまいました。

不思議なことに、私が興味を持っていたのに
短期間しかできなかったことに
息子は強い興味を示しています。
パーカッションとか、ダンスとか。
今日この映画を見てる間中、
お腹の赤ちゃんは動きっぱなしで、
この子もダンスが好きなのかな?って思いました。

確かに、この映画には久しぶりに引きこまれました。
私はいい映画を見ていても、
途中で疲れてしまって時計を見ることがよくあるんですが、
今日は最後までそれはありませんでした。
この映画の中には、私の好きなものが
たくさん詰まっていたからです。
ダンス、リズム、演技、プロデュース、
インタビュー、心理学、哲学など。
好きなものにたくさん触れて、
気分が良くなったから、
赤ちゃんもご機嫌だったのかもしれません。

そして、映画を見終わった後に
この胎動から感じたのは、
「ママ、いろいろ考えずに
心地いいと感じることやってみなよ」という
励ましのメッセージでした。
『コーラスライン』の中でも
150センチに満たない身長だけど
ダンスをあきらめない女性の役があります。
先日の息子の発表会の時もそうでしたが、
他から自分がどう見えるかなどではなく、
自分の心と体が喜ぶことを
素直にやってみればいいということのようです。

岐阜に帰ったら、息子と一緒に
またダンスやってみようかな?