摂氏911

自然な生き方をめざす女性が、日々のできごと、感じたことなどをつづります。

『シンプルライフをめざす基本の家事』

2009-02-10 23:09:56 | エッセー
3月末の引越しを機会に、
自分の生活をもっと快適にしようと考えています。
断捨離もそれの一環ですが、
これからの私たち家族の生き方に合わせて
住まい全体、というか生活全体を
最適化しようとあれこれ考えをめぐらせてます。

何冊か図書館でも本を借りてきましたが、
今とても参考になっているのが、
婦人之友社の『シンプルライフをめざす基本の家事』です。
この本は、友人に誘われて参加した
友の会(月刊誌『婦人之友』の読者が集まり、
家事や家計について学ぶ会)のイベントで買い求めました。

独身の時は、会社の仕事が忙しくても
ある程度リズムを作って家事をこなしていて、
それを楽しんでいたし、
「私ってけっこう良妻賢母になるんじゃない?」と
うぬぼれていました
ところが、結婚したところまではまだしも、
子どもができた後なかなか生活のリズムが作れず、
それが子どもにまで影響しています。
そんなだらしない自分と
この際おさらばしたいです。

『シンプルライフ…』の中では、
やはり生活にリズムを作ることの大切さが
書かれていました。
そして、家の中もそのリズムを保つために
最適な配置になっているようです。
モデルとして取り上げられているお宅の
整然とした様には、ほれぼれしてしまいます。
インテリア雑誌に出てくるような
妙におしゃれで生活感が感じられないような住まいより、
私は機能最優先の家が好きなんです。

私の姉も友の会の会員で、
料理や家計簿のつけ方をよく学んでいました。
私自身は会員になって熱心に活動するほどには
入れ込めないと思うけど、
こういう家事の知識は子どもの頃から
学んでおきたかったなぁと思いました。
食べ物を用意し、身の回りを整えるという
生き物として最低限のことを身につけられるから
生きる力がつくと思うし、
家族のメンバーが家事を分担することで
他の人と協力し支え合うことを学べるし、
社会に出た時とても役立つ仕事の段取り方法を
学ぶこともできるからです。
何より自分で心地よく生きていく方法を
身につけられるのは、本当に一生の宝だと思います。


ところで、私を友の会のイベントに誘ってくれた友人、
中村早苗さんは私と一緒に金沢エコライフ・ワーキングネットで
活動している人です。
最近彼女は、経済産業省・省エネ家電普及促進フォーラム主催の、
平成20年度「省エネコンテスト・家庭部門」
経済産業大臣賞を受賞しました。
PDCAサイクルと環境家計簿を利用して、
家庭で長期の継続実施の可能性を模索した
」試みだそうです。
きっと友の会で学んで長年実践を続けてきた
家計簿の記帳が役に立ったのでしょう。

岐阜に帰ったら、いつか中村さんを講師で招いて
エコのワークショップをやってみたいです。
そして、岐阜でも環境にやさしい行動の実績を
「見える化」して、効果を実感し、
楽しむ人が増えたらなと思います。