なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

埃を吐くキノコ・口紅を付けたキノコ

2020-10-29 05:25:12 | 植物

秋の山散策、他にどんなのが見られたでしょうか?
池のほとりに咲いていたアキノキリンソウ(キク科キク科アキノキリンソウ属)。
ちょっとした里山でも普通に咲いているイメージなのですが、今年は初見です。
水の青と花の黄色の対比が綺麗。


同じく池のほとりで見たタイワンホトトギス。
上品タイプではなく、わが家と同じ、点々のあるタイプです。


歩いていると、途中のお寺の境内に八重のシュウメイギクが咲いていました。
これが貴船菊の原種なんでしょうか。




また山に入ります。
前に見たことがある丸くててっぺんに穴が開いているキノコ。


これこれ!
横の面を指でぽんぽんたたくと、上からパフパフ埃のようなものが・・・
下の写真で、左上の方がすこしもやっているのがお分かりでしょうか。
このキノコはその名もホコリタケ。出てきているのは胞子です。


さらに山道を進むと、こんどは、てっぺんが赤くなった小さいキノコがあちこちで見られました。
なんだこれは??


キノコだけを拡大するとこんな感じ。
何に例えればいいのでしょう・・・
とりあえず命名した人はこの赤い部分が口紅に見えたようですね。
クチベニタケです。
このクチベニタケ、中の胞子が熟すと、口が開いてやはり胞子をパフパフ。


普通のキノコもそこここに生えていましたが、どれも前日の雨のせいで被写体になってくれません。
そうこうしている間にもう山道が終わってしまいました。
最後は帰り道の田んぼの畦でみた、アキノノゲシ。
こんなに鮮やかな黄色の花を見たことがありません。
ちょっとびっくりしたので、今日はこの花を最後に・・・


明日は残りの木々などを見てくださいませ。

【撮影:2020/10/24  近畿地方某所】

コメント (10)
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