【ministock-12(lab)】広い設計-新潟産小さな家-

しつこいですが19.5坪のお住まい。

小さい家です。

「大きい」とか「長い」ことをご紹介してきましたが、今日は「広い」話について。

ミニストック-12におけるシンボリックなアングルはちょいちょいブログでも登場していますが、おそらく皆さんが思っているのは「飾り棚」じゃないですか。

正解です。

ミニストック-09のいわゆるオマージュです。

と、

ミニストック-11の本棚のオマージュでもあるので、

棚の割り付けは、コミックと文庫本がすっぽり入る高さにもなっています。

と、

まだまだネイティブディメンションズらしく一つのデザインで複数の機能を持たせます。

建築基準法では、階段には手摺を必ず設けなさいと決められています。

私も法律うんぬんではなく、安全上、手摺は必ずつけるべきと考えています。

でも、手摺って壁から出っ張るから邪魔なんです。

階段幅が狭くなっちゃう。

ってことで、

手を添えたり掴んだりできる手摺で、

ついでに縦にも横にも万が一の時に体ごとしがみつけることができる手摺で、

しかも、それが壁の中にすっぽり埋まっていたら。

の超ユニバーサルデザイン。

おかげで階段幅が普通のモジュールでも広い。

わざわざ大きくしなくても広くする設計はあります。