native dimensions blog

新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

【ministock-12(lab)】ワンルーム住宅-新潟産小さな家-

2022-11-10 21:19:52 | ministock-12(lab)
本日竣工撮影を行いました。

撮影はいつもの布施さん。
ネイティブディメンションズのすべての物件を撮ってもらってます。

ただ、プロのカメラマンも忙しいので、まだ残工事あるんですけどお引渡しも迫っているので撮れるとこは撮っておきましょう。
半導体問題やら色々大変なご時世です。

さて、ミニストック-12に限らずなんですが、とくに近年のミニストックは間仕切らない傾向が強くて、今回も室内建具は洗面所とトイレだけで他はすべて繋がっています。
一応仕切れる準備はしてあります。
次期が来たらその時仕切りたい方法で仕切れるようになっています。
壁を作るもよし。
障子にするもよし。
ふすまにするもよし。
カーテンにするもよし。
結局何もしないのもよし。

7.75坪しかない2階ですが、狭いとかの次元を通り越してます。
仕切りが一切ないから、ただ広いだけ。

小さいけど狭くありません。

と言ってもワンルームを提案しながら困りごとがあります。
こんなにおおっぴろげな空間だと、

夜中にトイレ行きたくなって照明つけたらみんなを起こしちゃう。

最悪の事態です。
いい夢見てるときに起こされたらプンプンものです。

こんなお悩み待ってます。

トイレは1階。
暗闇の中、階段を降りなければいけません。

ハードル高そうですが、セオリーではなく目的を考えます。

セオリーは、階段室が明るいことなんですけど、

目的は、階段室を明るくする事じゃなくて、階段の踏板の位置が分かれば良くて、かつ2階に光が漏れなければいいんです。

つまり、踏板の下に照明を設ければ、踏板が照らし出されて、かつ踏板の陰になって光が2階に漏れません。

⇓こういうこと。

見事に2階は暗いままで、階段だけが照らし出されています。

ついでに格好いい。

これならわざと夜中にトイレに起きたくなっちゃう。

みんなで起きたくなっちゃう。

みんな仲良しになる。

これで解決。

違うか。

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