native dimensions blog

新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

熊ではなく、牛です。

2021-01-21 18:52:52 | 日記・エッセイ・コラム
年明けからずっと引きこもっていましたが、
今日久々に穏やかな天気になったので、

一気にあちこち回ってきました。

最初に佐藤さんとのコラボ06の件で法務局に。(上の画像)
ここ2-3年三条エリアの設計が増えているので結構お世話になっています。

なかなか時代を感じさせる建物。
お役所的な硬さが全面に現われたデザインですが、
何気に建物右側のサッシがすごく内側に取り付けられて重厚感のある意匠になってます。

そのデザインに割って入るエアコン(かな?)のダクト2本が個性的。
なぜ、そこ。

そのまま、再びコラボ06の件で燕市役所に行ってきました。
田んぼの真ん中(今は雪原の真ん中)に建っているのですごく目立つ建物です。

コラボ06は、道路らしきものに囲まれている敷地なので、あれは何ですか?って。
道路かお隣さんで建物の配置が変わってしまいますので、とても大切な用事。

にしても燕市役所は超イマドキな建物。
イマドキの建物は、和柄からインスパイアされたデザインの印象があって、とくに矢絣を連想しちゃう建物が多いかなって。



ここで一旦お役所廻り終了。

ちょうど近くでコラボ05の工事をしてるので、現場検査を行ってきました。

予め天候を予想して長ーい養生期間を設けてもらっていました。

こちらは再来週からいよいよ木工事が始まります。
結構豪快な構造にしてみたんですけど、それが実際にどう見えるのかが楽しみです。
矢絣は参考にしていません。

三条エリアの用事が終わったので、次は長岡へ。
長岡はコラボ07の件で。

年末にも少し触れましたが、そこに住む人にとって何がベストかを考えた結果、ちょっと法律の解釈について予め行政と折衝が必要かなと思い、相談に行ってきたんです。
そしたら、案の定「ムズイね」って言われました。
敵と戦っているわけでくではないので建築主事と協力して、法律の解釈と設計者判断をどのように組みあわせるといいゴールになるのかを探ってきたいと思います。

で、上の画像の通り、長岡と言えばアオーレ
ここも一応市役所。世間的にはアルビBBの聖地。
(建築関係は隣の隣の隣のさらにとなーりくらいの建物ですけどね)

燕市役所とほぼ同時期に建った建物ですが、こちらも矢絣的な外観。
イマドキです。

そして、新潟に戻ることに。
最後は神田工務店さんとのコラボの件で新潟市役所へ。

こちらは、昨年認定がおりた長期優良住宅の書類を取りに行っただけ。
いつでも取りに行けると持っちゃうと、取りに行くのを忘れちゃうパターンの奴です。

でも、そこで偶然建築士の先輩に会って、お互いの仕事についての雑談をしてきました。

で、市役所機能が入っている古町ルフルもやっぱり矢絣に見えなくもない。
私がもう勝手に引っ張っちゃってんでしょうか。

皆さんはどう思います。

ちなみに、このデザインを見るといつも上越新幹線高崎駅手前で見る高崎駐車場を思い出します。

こちらはもう20年前の建物です。

「冬眠から覚めた熊さん」みたいに一度に回ってきたら、そんなことを思っちゃいました。

でも、熊じゃないですよ。
私は先日「年男になった牛さん」です。

年齢だけではなく、何か他の事もいい節目にしたいと思いながら冬眠から覚めてみました。





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