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新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

トリセツ 【製造物責任】

2018-03-10 11:44:03 | ministock-狭小住宅・小さい家-
昨日、AERAdot.で紹介されていた記事です。

記事:家はぐちゃぐちゃ、親子関係も悪化… リビング学習の「落とし穴」徹底調査

ミニストックの落とし穴とも言えます。
我が家もリビング学習です。というより、子供部屋がないので、リビングしか勉強する場所がないという強制スタイルなんですが・・・。
そのライフスタイルが気に入ったので、皆さんにもお勧めするようになりました。

しかし、私も記事に近いようなことにはまりそうな時期がありました。
「綺麗な方が気持ちいいのに、なんで片付けてくれないだろう」と不満が溜まっていたんですが、たまたま私は設計士なので使い勝手を客観的に見つめ直すことができました。

そこで気が付いたのが、片付けないのが悪いんじゃなくて、片付けにくいのが悪いんだって。
私の設計が悪かったんだって。→結構ショック

そこで、まず娘たちにはテーブル脇にワゴンを置いて、ここに片付けるように伝えました。とりあえずゼロ動線確保。
でも、娘たちにとっては、この引き出しを引く作業ですら面倒なんです。
だから、周辺にすぐ片付けられる見える収納も追加。
断捨離して、娘たちのクロゼットはリビング脇に作りました。

一時期よりはきれいになりました。
と言っても、画像の通り、すごくきれいなわけじゃないですよ。
私や奥さん含めて出しっ放しのものなんて沢山あります。
イスにもかけてあるし。
(うーん、こんな画像上げて、家族に怒られそう)

また、私自身が一方的に誰かの責任にする事もなくなったので、叱ることすら減って、話し合う機会が増えました。

そしたら家族との時間が楽しくて、楽しくて。
なんか、いっつも笑ってます。
ほんと、このライフスタイルで良かったです。

なんて言うんでしょう。大体な感じというか。
そりゃ、住んでる人数が多けりゃ汚れやすいわ。考え方も違えば、方法も違う。一人暮らし時代とは訳が違う。
部屋をとってもきれいにするより、家族と笑ってる方が大事だし、娘たちが独立してからリビングなんていくらでも思い通りになるだろって。


ちなみに、娘は

凄い進学校に進んだわけではありません。
ふつーの高校です。
高校内でもふつーの成績です。
ふつーの学力です。

しかし、先生が「将来どこでも生きていける」と太鼓判を押すほどの社交性。
企業のお手伝いをすれば半年でリーダーになる始末(高校ではアルバイト禁止!なので、あくまでも企業のお手伝いという表現)

毎日、朝起きてから寝る寸前まで、家にいる間はずっと顔を合わせて、なんかしら会話を続けてきたからだろうなと思っています。
ちょー濃い家族です。



なんとなく、こんな暮らしいいかもと思った方へ。

私、設計士なんです。
あなたの想いと合わせて、これをカタチにすることができます。





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