早朝、霧のたちこめる人吉から球磨郡水上村まで車で走り、
熊本県と宮崎県に跨る霊峰『市房山』に登ってきました。
以前、市房山に登った時には市房キャンプ場から登山口に入ったのですが、
今回はチョッとショートカットして、市房神社付近からのスタートです。
それから、めずらしく単独でのソロ登山です!!
前回の『市房山登山』の様子は・・・こちらから。
記録箱の横を通り、登山コースに入っていきます。
記録帳を見るからには、この日ここからスタートしたのは自分だけのようでした。
スタート地点から間もなく三合目に辿り着きました。
キャンプ場からスタートすると、この三合目まで辿り着く間に、樹齢1000年とも言われる巨大杉を縫うように歩くのですが、
今回はショートカット・コースなので、いきなり三合目です!!
それでも、数本の市房杉に出会う事が出来ます。
その姿には何度見ても圧倒されます。
杉だけではなく様々な古木の間を歩き・・・
四合目にあたる市房神社です!!
この場所に一人で来ると、さすがに「とぜんなか」です。。。。。。「心細い」ってことです。
この市房山はこの神社を過ぎてからが本格的にハードになってきます。
丸太階段・・・倒壊した丸太のハシゴ・・・木の根を利用した階段・・・とにかく登ります!!
太股にかかる負荷を感じながら、とにかく登ります!!
前回よりも楽に登れるかと思っていましたが・・・・甘かった~
やはりハードなコースでした。
ハードな中にも自然が創り出した芸術を楽しみながら歩きます。。。
標高が高くになるにつれ・・・
気温もグングン下がってきます。
こんな氷柱が上から落ちてきたら・・・ゾッとしますね。
平地では考えられないくらいの霜柱です。 登山コースのあちらこちらが凍ってきました。
霜柱の上をザックザックと歩くのも気持ち良いです!!
八合目を付近に来ると・・・
数日前に積もった雪が残っていました。
この辺りに来ると、気温も急激に下がった様に感じます。
独り黙々と歩いていると、近くでガサガサっと音がするので、なんだ!?っと少々ビビりながら目をやると・・・
小鹿が二匹、こちらの様子をうかがっていました。
熊だったら死んだふりをするところですが、こんな山奥で出会う鹿は気持ちをホッとさせてくれます。
九合目付近!! 前回もそうでしたが、ここら付近が一番辛い
頂上かと思ったところは頂上モドキだったり・・・
今回はわかっていたので大丈夫だったのですが、最初に登った時には頂上モドキで心が折れそうになりました。
そして・・・
『市房山』(1721m)頂上です!!
思ったよりも頂上には雪は残っていませんでしたが・・・・・・・・寒い。
眼下には湯山地区に市房ダムが見えます。
頂上では米良コースから登って来られた方と一緒になり、しばし雑談!!
風を避けて昼食を食べた後、『心見の橋』に向いました。
『心見の橋』に向う途中には結構な雪が残ってました。
今シーズン初の雪・・・テンションも上がってきます!!
『心見の橋』付近に来ると人の足跡は無く、鹿の足跡だけ残ってました!!!
なんだかスゴク得した気分になれました。。。
そして、こちらが・・・
『心見の橋』・・・悪しき者は渡る事が出来ないと伝説があるチョックストーンです。
悪しき心はまったくないのですが、雪で足が滑って落ちでもしたら大変なので、今回は止めときました。
『心見の橋』から先の縦走コースは立ち入り禁止になってました。
頂上に戻り登って来たコースを下山です。
『市房山』・・・ハードなコースですが、今シーズン初の雪を楽しむ事が出来ました!!
桜の咲く頃、良い音したバイクを見かけるようになるんでしょうね~
市房ダムへ花見ツーとか良いかもですね!!
ぶらりと、知らない所へ行くのって好きです。
その為の、古いバイクをレストア中です。
来春を目指して・・・、方々に桜を見に行きたいです。ありがとうございます。
温泉の泉質も最高です。
杉も樹齢1000年にもなるとオーラが違います。
動いても不思議じゃないくらいですよ。
歌声とはまでは言いませんが、杉が揺れてきしむ音は何か話しているようにも聞こえます。
心見の橋はいろんな意味で勇気が要りますね。
前回は渡る事が出来ましたが…(^^)
一房杉の写真で・・右端の杉は
人面杉に見えませんか?
ディズニーの映画にでもで出てきそう・・
唄い出しそうですよねぇ~。
人見橋は心を見られそうで・・
渡るのに勇気が要りそうですね(*^_^*)