志情(しなさき)の海へ

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岩国基地極東最大級へ←すでに本土は沖縄と同じ状況で東京上空の飛行制限も、USの一州のようだね!

2014-01-09 01:13:58 | グローカルな文化現象

安保の恩恵ゆえに(?)横須賀を含め、日本本土に米軍基地が増設されているのは事実のようだ。京都にも米軍基地の建設が始まっているようだね。あちらこちらに米軍基地が拡散していくのだろうか?佐世保にも軍港がある。つまりこの国は虫食いのように米軍基地が拡散している。沖縄だけではない。その点で「米軍基地は日本本土でお引き取りください!」の知念XXさんたち琉球独立派(?)のコンセプトはすでに崩れている。→「米軍基地は本国へお引き取り下さい!」がいいね。基地の島ハワイ州は受け入れ発言をしている、と記憶している。沖縄の自決権・自立権は重要だが、この日本という国そのものがすでに米軍基地の巣でありつづけてきたのである。沖縄は日本の0・6%の面積におよそ74%の米軍基地が集約されている基地の軍艦島の様相がものすごいのだが、実は日本そのものがまたアメリカの防波堤として機能してきた事実が、まぎれもないものとして迫ってくる。そうした軍事による米・日の結託、日米安保を憲法の上位に置く政治の在り方が問われるのだろう。どの国も一国ではなりたたない世界の構造があり、それゆえのグローバル化ということでもあるのだろうが、一つの地球村に向かっているのはまぎれもない事実だろう。その行先はまだまだ雲っていてよく見えないが、多様性の中の統一性が模索されている時代なのだろうか?国と国の壁を取っ払っていく方向へと進んでいる時代の推移はまたインターネットなどが背中を押してもいるのだろう。

沖縄の戦後の異常さがある。新聞を見ると、よくもこの環境で、暴音に晒されながら生きているものだと思う。戦後27年間の米軍占領のつけがいまだに解決されないままの状態だが、それを、そのまま踏襲して利用している日本政府≪国家≫の「いじましさ」が今に続いている。ここからどう平和の要石へ、という課題は大きい。日米安保が→平和条約に変更されない限り、米国の衛星国家(あるいは属国)の現状は変わらないのだろう。しかし、1900年から、小さな島で食べていけず飛び出して南米アメリカへ移民していった沖縄の人々の勇敢さがあった。ハワイやLAには沖縄人のコミュニティーがある。横滑りの沖縄がアメリカにあるのである。それは南米でも同じだ。ペルー、ブラジル、ボリビアなどなど、移民していった先人のパワーに圧倒される。多人種・多文化が共存して生きていく世界のつながりはさらに大きくなっていくのだろう。そして沖縄内部にアメリカ村ができている。多様な人種や国籍を背景に持っていた(いる)人間同士の共生・共働社会があちらこちらにできていくのだろう。融合していく未来かもしれない。エスニックの問題も沸騰していくのだろう。それがナショナリズムとインターナショナリズム、コスモポリタンと地域主義(グローバルとローカル)の問題として永続していくのかもしれないが、人類として理解しあえることは確かなのだ。交流し合う事、異なる文化や歴史を持った者たちが限りなく対話を続け、よりベターな問題解決に邁進する未来を見据えること、がいつでも問われているようだ。あきらめないこと。有史以来、軍事は人類史の中で大きな位置を持ち続けてきたのだ。人間や人間社会の属性の問題でもあるのだね。熾烈な生存競争に掻き立てられるように、進んできた人類の知性(知恵)の現在である。残酷な衝突を回避しながらいかに生き延びるか、日々の社会生活がまた問われるのだろうか?

それにしても岩国基地、巨大です!本土の沖縄化のシンボル!と前田哲男さん!しかし、沈黙する岩国市民であってほしくありません。やはり岩国基地もこの国からなくなってほしい。「駐留なき安保」のことばが虚しく響いてきます!世界に軍事基地ネット網を拡充している米国にも驚くばかりだが、それが軍産複合体(企業利益)のためだとすると、人類史は限りなくグレーだということにもなるようです。軍事と共存の歴史でもある。それを見ないふりしている日常があるが、忍び寄るものは防ぎようがないのかもと思うと、一瞬、恐怖がよぎります。ある日突然、生きながら断ち切られる命になりたくないですね。


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