志情(しなさき)の海へ

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「沖縄芝居の碑」を建てる集いー来る12月25日(土)、午後2時、うるま市石川会館にて!

2010-12-20 04:01:53 | グローカルな文化現象
沖縄芝居先達顕彰碑建立期成会の理事(呼びかけ人)のメンバーとして応援している。是非多くの方々に参加してほしい。戦後沖縄復興の大きな要になったのは石川市で開催された芸能公演だったと聞く。組踊「花売りの縁」は離ればなれになった家族の再会をテーマにしているゆえに、戦争の地獄を生き延びた何千人ものウチナーンチュの感涙を誘ったという。

その戦後の華やかなりし沖縄芝居のはじまりの地、石川で【沖縄芝居の碑】を建てる芝居公演とシンポジウム「沖縄芝居を語る」が開催される。入場は無料。上原直彦さんの司会で医者で映画の本も出版されている山里将人さん、役者の八木政男さん、同じく昔日の沖縄芝居にお詳しい儀保正輝さん、そして元石川市長の平川 崇さんがパネラーとして登壇する。

彼らの経験の中からどんなことが話題になっていくだろうか?今から楽しみである。歌劇「泊阿嘉」も舞踊劇「棒しばり」も上演される。沖縄のテレビ局も期成会の趣旨に賛同し協力をおしまない体制が作られている。今一度、沖縄の根を見つめる芝居復興の文化運動を「ウチナーグチ復興」運動とも連携しながら推し進めたい。うちなーぐちだけのカフェやショップ、学園も誕生するかもしれない現況である。「うちなーぐち」に込められた感性のありかは、この琉球弧に生まれた者が無意識に身体に内在させたものかもしれない。12月25日は是非石川会館へ!

日時:平成22年12月25日
場所:うるま市石川会館
開演:1時30分会場 ☆2時開演

1.舞踊
2.「泊阿嘉」 ーー樽金(高宮城実人)、思鶴(小嶺和佳子)、乳母(安次嶺利美)、船頭(知名剛史)
          阿嘉の父(仲嶺真永)、伊佐の父(森田豊一)、下男(山川宗春)
3.期成会会長あいさつーー国場幸之助
4.シンポジウムー司会:上原直彦、パネラー:八木政男、山里将人、儀保正輝、平川 崇
5.舞踊劇「棒しばり」ーー主人(仲嶺真永)、太良(高宮城実人)、カミジャー(北村三郎)、三良(知名剛史)

 地謡:嘉陽正、平田旭

問い合わせ:090-9780-4333(島袋)

<写真は劇団「うない」の【思案橋】から>

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