72句から、8句好きな俳句を選びました。
選句は、いつでも独学で調べて選ぶのですから、講師の先生がご覧になったら、「これを良いと思ったのか?」と、お笑いになるかもしれません。
72句の中から選んだのです。かなりいいでしょう?
この原稿をFaxで先生のお宅に送信しました。
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さて、私の俳句だらけの生活。
①10月28日 市文化祭掲示用 短冊1枚
②学童の俳句掲示物仕上げ 29日(月)
③11月6日 桜川市俳句大会 選句
④9日 紫尾地区文化祭掲示用 短冊1枚
締め切りがたくさんあります。
明日はお煎餅屋を休んで、栃木に音楽鑑賞を予定していましたが、学童の掲示物ができていないので、それをしようかなと思いました。
疑問1
桜桃忌とか獺祭忌など、命日を詠ずる場合、もうそれだけで季節がわかるから、他には季語は使わない… と、わたしは思っていました。
歳時記に掲載された例句を調べていくと、他の季語も使っているものもありました。
今回の茂山俳句会では、会場になっているお寺の先代の御住職様の命日にちなんで、「寂峰忌」が課題句でした。
作られた作品をみると、やはり寂峰忌のほかにも季語を使っている方もありました。
疑問2
「茗荷の子」と言えば、夏の季語です。
「紫蘇」も夏です。
ところが、
*枯れてなお香り残せし紫蘇の枝 京子
*茗荷の子遅れ馳せなりぞくぞくと (?)
この2句の場合には、実際の季節は、秋遅く…といった感じです。
こういう俳句でもいいのかな~?
疑問3
「水暮れる」…という表現。 「木暮れる」同様、夕闇せまる時間、または情景を表すのかな?
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一人で考えていると、わからない事ばかり…。
まず、物知りでないと俳句は理解できません。
「夏越の祓」や「野焼き」「落し水」など、知らないことを俳句にするのは至難の業。
独学はかなりつらいものです。
ブーンと走って行って、生き字引に聞いてしまえたら、どんなに気が晴れるだろう。
そうこうしているうちに、文化祭に掲示する自分の俳句も、どれが良いのか分らなくなってしまいました。
11月の茂山俳句会は、俳句大会などで講師先生多忙のため、紙上句会になりました。
毎月のことながら、お仲間の俳句72句を自力で勉強して、好きな俳句8句を選び出します。
広辞苑と角川の俳句歳時記をたよりに、言葉を調べていきます。
でも分らない言葉・読めない言葉があります。
①貴船菊
②秋爽
③万朶・露万朶
どうやって調べようか? 考え考え、大宮を散歩していました。
そして帰りの野田線で、思いついたんです。
パソコンでググッてみよう!
深夜、パソコンで調べたらすぐに分りました。
パソコンは、字が読めなくても、そのまま書けば、教えてくれます。
①きぶねぎく… 秋明菊のことでした!!
②秋爽… しゅうそう。 秋の爽やかな事。
③万朶… ばんだ。 朶は垂れ下がった枝の意。
こうなると紙に印刷された物よりも、パソコンの方が優秀です。