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ヨッシーも涙こぼれたよ

俳句の疑問(10月25日)

2012年10月25日 12時52分32秒 | 日記・エッセイ・コラム

疑問1

桜桃忌とか獺祭忌など、命日を詠ずる場合、もうそれだけで季節がわかるから、他には季語は使わない… と、わたしは思っていました。

歳時記に掲載された例句を調べていくと、他の季語も使っているものもありました。

今回の茂山俳句会では、会場になっているお寺の先代の御住職様の命日にちなんで、「寂峰忌」が課題句でした。

作られた作品をみると、やはり寂峰忌のほかにも季語を使っている方もありました。

疑問2

「茗荷の子」と言えば、夏の季語です。

「紫蘇」も夏です。

ところが、

*枯れてなお香り残せし紫蘇の枝  京子

*茗荷の子遅れ馳せなりぞくぞくと (?)

この2句の場合には、実際の季節は、秋遅く…といった感じです。

こういう俳句でもいいのかな~?

疑問3

「水暮れる」…という表現。 「木暮れる」同様、夕闇せまる時間、または情景を表すのかな?

  ***    ***    ***

一人で考えていると、わからない事ばかり…。

まず、物知りでないと俳句は理解できません。

「夏越の祓」や「野焼き」「落し水」など、知らないことを俳句にするのは至難の業。

独学はかなりつらいものです。

ブーンと走って行って、生き字引に聞いてしまえたら、どんなに気が晴れるだろう。

そうこうしているうちに、文化祭に掲示する自分の俳句も、どれが良いのか分らなくなってしまいました。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
わかめさん今晩は。 (パンジー)
2012-10-26 19:46:03
わかめさん今晩は。
俳句の季語って難しいですね。
余り考えすぎると良い句を思いついても
間違っていないかなと迷ってしまいますね・・・

わかめさんのお勉強、本当に偉いと思います[E:up]

枯れてなお 香り残せし 紫蘇の枝

この句、私は好きです[E:heart04]
過ぎゆく秋を感じますよね。

文化祭に出される俳句、季語にとらわれすぎないでね。
素敵な俳句がいっぱいあるのですから・・・[E:happy01]
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[E:book] パンジーさん。 こんばんは。 (なるとのわかめ)
2012-10-26 20:37:14
[E:book] パンジーさん。 こんばんは。

夜になって寒いですねー。
そちらはいかがですか?

初心者は悲しいものです。
分らない事だらけ…なんですよ~。

まずは、読めないんです。
読めるようになって、言葉の意味も分って…それから味わって…。
やっと8句選びました。[E:happy01]
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