前回の漬物が美味しかったので、また作ることにしました。
ただし、麹が効き過ぎて、べったら漬けの様に、大根が柔らかくなってしまう事に気がつきました。
思えば、塩麹を野菜炒めなどに入れると、野菜がグズグズになる事を、知っています。
今度は残っていた漬け汁を少しだけ入れて、麹をあまり入れない様にしました。
土曜日の夕方に漬け込んで、テレビを見ながらひっくり返して、日曜日の朝には、食べられました。
おはぎと一緒にこのお漬物を、叔父さんや妹に置いて来ました。
今、大根漬けが面白いです。
今日11月29日は、父方の祖父の祥月命日です。
戦時下で、村長不在の村で助役の立場で過ごしました。金属の供出では自宅の金属の火鉢を一つ残らず出させて、祖母を悲しがらせたと。
戦後すぐに公職を退きました。
既に食道がんが祖父の身体を蝕んでいて、入院には女学校を終えたばかりの伯母さんの1人が、付き添っていました。
見舞いに行った私の父に、餡子のお菓子、あんころ餅かな？ を食べたいと…。
病院は土浦でしたから、帰宅してから、近所を探し回って、小豆や砂糖を調達して、次の日にできた、餡子の何かを持って行った時には、食べることはできずに亡くなってしまった… 。
お葬式に使う日本酒が無くて、一升手に入れるのが大変だった。
父や祖母から伝え聞いた、会ったこともない祖父の思い出。
祖母は月命日毎に、何か普段よりも丁寧な御馳走を作ってお供えしていました。
今日はちょうど日曜日です。
9 人もいた祖父の子どもたちも、1番下から2人しか生きていません。
食べたり会ったりできるのは、一番下の叔父さんだけです。
さあ、叔父さんにおはぎを食べてもらいましょう。