生きるという、ただそれだけのことが何故にこうも不自由なのかと
思うことがございます。
『弥勒の月』の続編です。
あの事件から半年、江戸の町で女郎の喉をひっさばき殺す事件が
次々とおこる。同心・信次郎はその被害者が挿していた簪が、元暗殺者
清之介が商う小間物問屋で売られていたことを知るのだが…。
さて感想。
う~。まあまあ面白いかな。あさのあつこさんだけあって、ぐいぐい
読ませるところも多いのですが、やはり前作の方が良かったかも。
ひねくれものの同心・信次郎はもちろん、小間物問屋「遠野屋」の主人
清之介や初老の岡っ引きの伊佐治も登場します。
べっとりへばりつく血。
この作品を読んでいると、血の臭いがしてきます。
女郎という生き方しか、できなかった女たち。
過去を背負って生き抜く清之介。
弥勒と夜叉。
前作を読んでいなくても、前作のお話がところどころ出てきます。
腕一本で生きる職人たち。前作同様、今日をただ懸命に生きる市井の
人々がうまく描かれていました。
失って分かるものとは…。
ラストは暗闇から少し光が射し込んできました。あぁ良かった。
ただ全般的に、とても悲しいお話でした。
中盤がちょっとダルかったので、厳しめの★★★(前半とラスト★★★★)
これ..続編できるでしょうね。てか3人の今後を是非読みたい!!
参考になりましたらクリックをお願い致します。
↓
【ほんぶろ】~本ブログのリンク集
思うことがございます。
『弥勒の月』の続編です。
あの事件から半年、江戸の町で女郎の喉をひっさばき殺す事件が
次々とおこる。同心・信次郎はその被害者が挿していた簪が、元暗殺者
清之介が商う小間物問屋で売られていたことを知るのだが…。
さて感想。
う~。まあまあ面白いかな。あさのあつこさんだけあって、ぐいぐい
読ませるところも多いのですが、やはり前作の方が良かったかも。
ひねくれものの同心・信次郎はもちろん、小間物問屋「遠野屋」の主人
清之介や初老の岡っ引きの伊佐治も登場します。
べっとりへばりつく血。
この作品を読んでいると、血の臭いがしてきます。
女郎という生き方しか、できなかった女たち。
過去を背負って生き抜く清之介。
弥勒と夜叉。
前作を読んでいなくても、前作のお話がところどころ出てきます。
腕一本で生きる職人たち。前作同様、今日をただ懸命に生きる市井の
人々がうまく描かれていました。
失って分かるものとは…。
ラストは暗闇から少し光が射し込んできました。あぁ良かった。
ただ全般的に、とても悲しいお話でした。
中盤がちょっとダルかったので、厳しめの★★★(前半とラスト★★★★)
これ..続編できるでしょうね。てか3人の今後を是非読みたい!!
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やっと読みましたよ。
今回もまた男×男って感じで
がっつり堪能しました。
確かにあさのさんの言いたいことが
多すぎて、まわりくどい部分が
多かったかな。
それがなければ満点でした。
確かに言いたいことをいっぱい
入れてたかも。
それだけこの作品に力を入れてるん
だろうね。
私は前作の方が衝撃的だったな。
ラストは良かった。
続編は出来るんじゃないかな~と思ってます。