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宮部みゆき『おそろし 三島屋変調百物語事始』

2008-09-18 | 宮部みゆき
心を閉ざした17歳のおちかは、預けられた先の叔父夫婦から

「変わり百物語」を、人々から聞くよう言い付けられる。


さて感想。


さすが、宮部さん。一気に読ませますね。うまいです。

人々の息づかいまで、伝わってきそう。


今回は人の持つ心の醜さ、心の闇に迫ります。

3話目の『邪恋』で、早くもおちかの過去が明らかになるのですが…。


実はこの後から、あまりのめりこめなかったんです。

決して面白くないわけではないんですが。


おちかが過去と向き合い、成長していく姿は良かったです。


人は時に、とてつもない不幸に見まわれることがあるけれど

その過去からは決して逃げられないし、それでも生きていかなくては

いけない。辛い過去と向き合うことも必要なんですね。★★★☆


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