幕末モノは全くダメの私でしたが、コレ読んでいて良かったよ。
主人公は同心の中根興三郎30歳。
背はひょろりとして六尺あり、いつもボーっとしている。
剣術は全くダメで、同心といっても閑職である名簿作成の仕事をして
すでに5年目になる。そんな彼の生きがいは、朝顔の栽培だった。
彼はある日、宗観という武家と知り合うのだが…。
第15回松本清張賞受賞だそうで…。
さて感想。
なかなか面白かったです。
始めの方は「朝顔」「朝顔」言うてますが、中盤からコトが起こりはじめ
物語が一気に展開していきます。
おそらく根本はそんなに違うことはないはず。
なのに争いがあり、それぞれの使命や道がある。
激動ニッポンの幕末の有能な志士たちは、若くして次々と死んでいったんだね。
とてもよく出来た作品だったのですが、里恵があまりにも可哀想だったのが
イタかったなぁ。★★★★
そうそう、これを読むと朝顔を育てたくなっちゃいます。
朝顔なんてパッとしない花だな~と思ってたんですが、いろんな種類があること
にびっくり。
朝顔市とかあるんですね。いっかい行ってみたいかも。
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主人公は同心の中根興三郎30歳。
背はひょろりとして六尺あり、いつもボーっとしている。
剣術は全くダメで、同心といっても閑職である名簿作成の仕事をして
すでに5年目になる。そんな彼の生きがいは、朝顔の栽培だった。
彼はある日、宗観という武家と知り合うのだが…。
第15回松本清張賞受賞だそうで…。
さて感想。
なかなか面白かったです。
始めの方は「朝顔」「朝顔」言うてますが、中盤からコトが起こりはじめ
物語が一気に展開していきます。
おそらく根本はそんなに違うことはないはず。
なのに争いがあり、それぞれの使命や道がある。
激動ニッポンの幕末の有能な志士たちは、若くして次々と死んでいったんだね。
とてもよく出来た作品だったのですが、里恵があまりにも可哀想だったのが
イタかったなぁ。★★★★
そうそう、これを読むと朝顔を育てたくなっちゃいます。
朝顔なんてパッとしない花だな~と思ってたんですが、いろんな種類があること
にびっくり。
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