~ならしのの風に乗って~

二人三脚で綴る夫婦の気ままな日記

【北斎館】のお土産

2015-11-10 07:25:07 | 小布施日帰り旅

おはようございます。

この秋は紅葉に染まる小布施に出かけました。



【北斎館】(こちら)をじっくり観てまわり、
芸術の秋を堪能しました。

北斎の肉筆画の中で、私が特にぐっ!ときた作品は、
絶筆の「富士越龍」と最晩年、北斎87歳の時に描いた「登り龍」です。
気迫あふれる画を前に、しばらく釘づけになりました。

北斎の気迫が今なお画上からほとばしり出てくるよう!
自らを”画狂人”というに値する域に達した、神がかり的な作品でした。



さて、北斎をじっくり鑑賞した後は恒例のお土産探しです。



美術館のショップで今回はこんなものを買ってきました。
”赤富士”の風呂敷と”富嶽百景”の画集です。



主人が北斎の”富嶽三十六景”の画集を持っているので、
北斎の絵本”富嶽百景”の画集も欲しいねということで今回購入しました。
いくつか画を抜粋して載せてみました。
中はこんな雰囲気です。



もう一つは”赤富士”の風呂敷です。
ショップでは額に入れて飾ってありましたが、
これに合う額はきっと高いと思うので、どうやって飾るかもっか思案中です。
布を使って、額に入っているように見えるタペストリー仕立てにしようかな?とか・・・。
 


買ってきた画集を毎日観ています。
この間”ブラタモリ”で放映していた富士登山で、
富士の噴火によって出来た宝永山のことをやっていました。

この画集の中に”宝永山出現”の画があってビックリ!
北斎が生まれる53年前に富士山の噴火があって宝永山が出現した訳ですが、
この噴火で逃げまどう人々を北斎が描いています。

”ブラタモリ”で得た宝永山の知識と
北斎がつながって何だか嬉しくなりました!(笑)