~ならしのの風に乗って~

二人三脚で綴る夫婦の気ままな日記

カラヤンさんの「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」

2013-09-07 07:11:43 | 音楽
私(おじさん)の音楽日記です。

今日は、リヒャルト・シュトラウスの交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」をヘルベルト・フォン・カラヤンさんの指揮する演奏で紹介します。

今更ながら…なのですが、この曲は”のだめカンタービレ”でも、とても重要な役割を果たしていました。

ヨーロッパ編で、プラティニ国際指揮者コンクールで千秋が二度指揮しています。
1回目は3次予選。ここでは失敗というか不満の残る指揮でした。
そして2回目がコンクール本選。

ライバルのジャンは”白いバラ”が舞いましたが、千秋の指揮では”黒い羽根”が舞いましたね。

この曲は標題音楽ということもあり、やはりストーリーを聞いてから聴いた方が面白いと思います。
”のだめ”でも千秋がのだめに説明していましたが、悪戯好きなティルが様々な悪戯をして、最後は絞首台で最期をとげるという話です。

私は”黒い羽根”よりは”白いバラ”の方がこの曲らしいかなと思います。
リヒャルト・シュトラウスは交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」のような哲学的な曲を作曲していますが、この「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」はそれほど哲学的に聴かなくてもいいと思うからです。(黒い羽根が何か意味深な感じを与えているような感じがするのです…)

Orchestral Works
さて、私はこの曲を、まずカラヤンさんの2枚組LPで購入しました。
「ツァラトゥストラはかく語りき」で1枚。
「ドンファン」と「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯」で1枚でした。

昔は、「ドン・ファン」と「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯」でLP1枚か、ほんのちょっとのおまけが付くぐらいでした。
それに、1枚ものの「ツァラトゥストラはかく語りき」。
ですから、なんとも贅沢な2枚組LPだと思いました。

でも今は、この3曲が1枚のCDに収まってしまうのですからすごいですね!
しかも、そのCDが1,000円ほどで買えてしまいます。

私はこの曲を、リヒャルト・シュトラウスの廉価盤CDボックスで購入しました。(こちら)


当然ながらこの曲も大曲の余白に収録されています。
でも、R・シュトラウスの大曲をよく聴くようになり、この「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」もLPの頃より頻繁に聴いています。

それにしても、カラヤンさんのリヒャルト・シュトラウスは本当にうまいですね。