~ならしのの風に乗って~

二人三脚で綴る夫婦の気ままな日記

カラヤンさんの「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲

2013-09-22 07:35:21 | 音楽
一昨日、昨日と所用で故郷に帰ってきました。
それで1日遅れの、私(おじさん)の音楽日記になります。

今日はワーグナー作曲の”楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲”です。
 

私はワーグナーの管弦楽曲が大好きです。
結構いろいろな指揮者の管弦楽曲集を持っています。

ワーグナー:管弦楽曲集
それらの中で、一番の名演と言えばやはりヘルベルト・フォン・カラヤンさんが指揮した演奏になるでしょう。
 
ワーグナー/楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲
  指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
  管弦楽:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

1974年の録音です。
カラヤンさんが絶好調です。
テンポもよく、本当に豪華な演奏です。


家内はクラシックをそれほど頻繁には聴きませんが、ワーグナーの中では、この”楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲”が一番好きだと言っています。

私がワーグナーの管弦楽曲集を聴いているときに、たまたま家内が聴いて、それら演奏の感想を言ったのをまとめるみると。。
クレンペラーさんのCDでは、”なにこれ?遅すぎる! これは私のイメージではない。”
テンシュテットさんのDVDでは、”割りといいけど、テンポが私のイメージとは少し違う!”
カラヤンさんのCDをかけると、”これ! 私のイメージはこれ!”と言いました。

カラヤンさんの指揮する演奏は、確かに一番”楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲”らしい名演です。
これは文句なしに認めます。


ただ私は、結構クレンペラーさんの演奏も好きです。
じっくりした指揮は、ゆったり流れる大河を思わせる重厚な演奏を生み出しています。

確かに遅いです。
でも聴けば聴くほど魅力を感じてしまう演奏です。
”ああ、ここはこういうオーケストレーションなんだ。。”となにか曲の構造が解き明かされたような気分になります。
聴き始めるとすっかりクレンペラーさんのワーグナーの世界に浸ってしまいます。


ちなみに、私がよく聴くワーグナーの管弦楽曲集は、
今回紹介したカラヤンさんのCDのほかに、
【1】カラヤンさん(こちら)
【2】クレンペラーさん(こちら)
【3】テンシュテットさんのCDとDVD(こちら)
【4】クナッパーツブッシュさん(こちら)
【5】フルトヴェングラーさんのウィーンフィルのCDとベルリンフィルのCD
などなどです。


いろいろな指揮者の”楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲”。
(上記の演奏にはこの曲が収録されていないものもあります)
みな素敵な演奏ばかりですが、カラヤンさんのCD、そしてクレンペラーさんのCDが特にお奨めです。