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狭いベランダで育てているバラのこと、一緒に暮らす猫のこと、トールペイントのことなどなんてことない毎日を書いていきます。

辻村深月さんの〈凍りのクジラ〉、やっと読み終えました*ノーベル文学賞アニー.エルノー

2022-10-09 10:45:54 | 読書

辻村深月さんの〈凍りのクジラ〉をやっと読み終えました。

(あらすじ)

藤子・F・不二雄を「先生」と呼び、その作品を愛する父が失踪して5年。

高校生の理帆子は、夏の図書館で「写真を撮らせてほしい」と言う1人の青年に出会う。

戸惑いつつも、他とは違う内面を見せていく理帆子。

そして同じ頃に始まった不思議な警告。

皆が愛する素敵な“道具”が私たちを照らすとき――。(コピペです)

つまらないというわけでもないけれど面白いというわけでもない

読むのに時間がかかってしまいました。

お話は、ドラえもんがポケットから出す道具に因んで進んでいく

と言う部分もドラえもんになじみがないので、あまり共感できませんでした。

しかし、辻村さんが描く人物は存在感がすごくて

架空ではあるのにこの世界に実存している人のような気がして

その人たちを心配したり安堵したりしている自分がいました。

 

立て続けに辻村さんを4冊読んだので、この辺りで違う作家さんの本を読むことにしました。

メルカリで買った〈アイネクライネナハトムジーク〉伊坂幸太郎さんの本です。

しばらくクラシック音楽に因んだミステリーでも読もうかと思っています。

〈さよならドビュッシー〉を書いた中山七里さんが

〈いつまでもショパン〉〈おやすみラフマニノフ〉など

それ系のミステリーを書いていらっしゃるようなので、またメルカリで買うつもりです。

 

さて、ノーベル文学賞などはあまり興味がないのですが(難しそうだから)

今年受賞されたアニー.エルノーさんの作品に〈シンプルな情熱〉と言うタイトルの本があって

お!どこかで聞いたことあるタイトル!

と思ったら、昨年だったかそれを映画化されたものを見ました。

不倫にのめり込む大学教授(女性)の人生の一幕を描いた映画です。

これは作家さんの実体験だそうですが

相手役がバレエダンサーのセルゲイ.ポルーニンと言うことで観に行きました。

評価は☆☆☆.7くらいでしたか。

恋にのめり込むって若い頃は憧れましたが

今では「疲れそう、、、」と思ってしまう(^-^;

残念だなー。

シンプルな情熱の感想はこちら

 

 

 

 

 

 

 

 


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