いわゆる「世紀末ウィーン」の画家グスタフ・クリムトは猫好きでした
クリムトの愛猫さん(つまり「くりにゃん」)の立場から画家を紹介する絵本があります
タイトルは「クリムトを紹介するよ」
表紙
クリムトはオーストリア人ですが、絵本はイタリアのもの(写真はドイツ語版)
女性を描いた妖艶な作品の多いクリムトですが、これは、クリムトを子供に紹介するための絵本。
「くりにゃん」さんたちはアトリエ住まいでした
「くりにゃん」さんたちは、かなり自由に暮らしていたようです。この絵本によれば、猫さんたちは、習作スケッチの紙の上をゴロゴロ転がりまわってよく、クリムトは「猫のおしっこは最良のフィキサチーフだ」と言っていたそうな・・・
最初は雄猫さん一名さまだったのが、最後には8ニャンだったそうです
雄猫さんがクリムト作品を紹介
写真は、その猫さんを抱いたクリムト
私は、ドイツ・アマゾンのサイトで偶然見つけたのですが、日本語訳もあります
絵本の紹介はこちら
来年はクリムト生誕150周年。ウィーンでは、史上最多数のクリムト作品が展示されるそうです
ゴマグリモナカのMichimichiさんが描かれた脱原発ニャンコの缶バッジ
必ず身に着けて歩くという方は、下をクリックして申し込み方法をご覧ください。
NO NUKES NECO project
色々な脱原発バッジがあります
絵本の猫を描いたのは別の人なんでしょうか。
ひげの描き方が独特ですね。
猫の尿がフィキサチーフって...^^;
おそらく去勢手術しないで、好きなだけスプレーしてたんでしょうね。
シリーズがあるのですが、クリムトが一番きれいでした。
原発バッジ、のせる気力がなくてそのままだらだらしてました。
まだまだ、くばっておりますよ。
クリムトが猫好きだったなんて知りませんでした。
関連本や記事は読んだり訳したりしてるんですがね
もちろん、この絵本は文章・絵の両方ともイタリア人の作品。
猫さんの顔から妙な棒が左右に伸びてるな、と思ってましたが
なるほど、おひげなんですね
私の知る限り、クリムトが猫を描いた作品はありません。
クリムトの猫好きは国芳の猫好きとはタイプが違うのでしょう。
クリムトは主として女性と風景を描き、ついでに男も出てくるといった感じ。
当時は、犬さん猫さんを去勢・避妊して飼うという発想が
まだ無かったのではないでしょうか。
獣医学だって今ほど進歩してなかったでしょうし・・・
かえってすみませんでした
脱原発バッジ、それじゃ、これからも載せときます。
ドイツ・アマゾンでも、この絵本シリーズのほかの本が出てきました。
確かに、クリムトの絵本が綺麗なようです。
健康に気をつけて、創作に取り掛かってくださいね