みみずのしゃっくり

みみずのしゃっくりのように役に立たないことを不定期に書き込むブログ。
専属スターはいませんが、猫っぽい内容です。

くりにゃん

2011-10-24 | かりねこ

いわゆる「世紀末ウィーン」の画家グスタフ・クリムトは猫好きでした

クリムトの愛猫さん(つまり「くりにゃん」)の立場から画家を紹介する絵本があります

タイトルは「クリムトを紹介するよ」

表紙


クリムトはオーストリア人ですが、絵本はイタリアのもの(写真はドイツ語版)

女性を描いた妖艶な作品の多いクリムトですが、これは、クリムトを子供に紹介するための絵本。

「くりにゃん」さんたちはアトリエ住まいでした


「くりにゃん」さんたちは、かなり自由に暮らしていたようです。この絵本によれば、猫さんたちは、習作スケッチの紙の上をゴロゴロ転がりまわってよく、クリムトは「猫のおしっこは最良のフィキサチーフだ」と言っていたそうな・・・

最初は雄猫さん一名さまだったのが、最後には8ニャンだったそうです

雄猫さんがクリムト作品を紹介


写真は、その猫さんを抱いたクリムト


私は、ドイツ・アマゾンのサイトで偶然見つけたのですが、日本語訳もあります

絵本の紹介はこちら


来年はクリムト生誕150周年。ウィーンでは、史上最多数のクリムト作品が展示されるそうです




     


ゴマグリモナカのMichimichiさんが描かれた脱原発ニャンコの缶バッジ


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色々な脱原発バッジがあります




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4 コメント

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Unknown (海月)
2011-10-24 17:14:45
クリムトが猫好きだったとは、知りませんでした。
絵本の猫を描いたのは別の人なんでしょうか。
ひげの描き方が独特ですね。

猫の尿がフィキサチーフって...^^;
おそらく去勢手術しないで、好きなだけスプレーしてたんでしょうね。
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絵本 (michimichi)
2011-10-24 19:22:34
この絵本持ってます。
シリーズがあるのですが、クリムトが一番きれいでした。
原発バッジ、のせる気力がなくてそのままだらだらしてました。
まだまだ、くばっておりますよ。
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海月さん (ななみみず)
2011-10-25 07:05:03
私も、この絵本を発見するまでは
クリムトが猫好きだったなんて知りませんでした。
関連本や記事は読んだり訳したりしてるんですがね

もちろん、この絵本は文章・絵の両方ともイタリア人の作品。
猫さんの顔から妙な棒が左右に伸びてるな、と思ってましたが
なるほど、おひげなんですね
私の知る限り、クリムトが猫を描いた作品はありません。
クリムトの猫好きは国芳の猫好きとはタイプが違うのでしょう。
クリムトは主として女性と風景を描き、ついでに男も出てくるといった感じ。

当時は、犬さん猫さんを去勢・避妊して飼うという発想が
まだ無かったのではないでしょうか。
獣医学だって今ほど進歩してなかったでしょうし・・・
返信する
Michimichiさん (ななみみず)
2011-10-25 07:12:17
お忙しいところお返事とコメント
かえってすみませんでした

脱原発バッジ、それじゃ、これからも載せときます。

ドイツ・アマゾンでも、この絵本シリーズのほかの本が出てきました。
確かに、クリムトの絵本が綺麗なようです。

健康に気をつけて、創作に取り掛かってくださいね
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