昔々、下手なくせにイラストを描いていた時期もあります
旅行代理店向け資料集の表紙
中の空白部分に色々文字が入っていたのを消しました。
この表紙を描くときは、民俗衣装の本数冊を勉強しました。
日本でも地方ごとに色々な民俗衣装があるように、オーストリアの場合も複雑で多種多様
便利な交通機関のない古い時代には、山を越えると、もう別の民俗衣装になったりします。
その多様な民俗衣装から2タイプを選び出しました。
左上の女性と右下の男性がザルツブルク、右上の男性と左下の女性がチロルです。
実は同じザルツブルク州内、チロル州内でも色々違うのですが、あまりこだわっているときりが無いので、大雑把に・・・
男性は夫々、レーダーホーゼ(革ズボン:「ホーゼン」は複数形)を着用。日本語ウィキ記事には「半ズボン」とありますが、丈も色々あります。
ウィキペディアにディアンドルという項目がありますが、この記事に載っている写真の民俗衣装は、現代的省略形です。
多様性の一例としてオーバーエステライヒ州(州都リンツ)
女性の民俗衣装に合わせて被る帽子です
いやいや、ヘタなくせにって全然下手ではなく、
やっぱり出版されるレベルですね。
民族衣装の本とか資料とか、好きで何冊も持っていますが、あまり使ったことはないかも。
(ファンタジーのイラストなどで参照にしたことはあるけど)
こういう絵も描かれていたのですね。
褒めていただいて有難うございます
世界各地の民族衣装・民俗衣装は多種多様でステキ
時々不思議なのもありますが・・・
幕末の遣米使節団の服装や髪型
アメリカ人には驚きだったでしょうね