みみずのしゃっくり

みみずのしゃっくりのように役に立たないことを不定期に書き込むブログ。
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ななみみず前身「みみざこ連」




仔ニャンコ・仔ワンコが新たなお家に迎えられるには、いつ頃が良いのでしょうか?
いわゆる「8週齢」問題については、こちらをご覧ください。六つ子の仔猫の動画もあります。

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PETに沈没する地球

2021-09-11 | その他

ペットボトルという言葉がありますね。私は長いこと「可愛いペットのように小さいボトル」だとばかり思っていました
冒頭に蛇足ですが、良くネット画面に現れる「スポンサードリンク」を私は「スポンサー・ドリンク」と読み、不可解に思っていました

いずれも間違いに気づいたのは漸く数年前のことです

さて、ここから本題で・・・

既に御存知の方も多いかと思いますが、私は最近、いつものHPで読んで驚愕


その記事に載っていた「PETに覆いつくされた地表」(インドネシアのゴミ集積場)





ドイツの化学者ヘルマン・シュタウディンガーが1920年に高分子に関する研究を発表し、様々な後続研究によって、合成樹脂が工業生産されるようになり、天然樹脂に替わる奇跡の素材として地球を席巻、1世紀後の現在では合成樹脂無しの日常生活は考えられないほどになっています。

しかし自然破壊が進み、環境問題が深刻になってきた今、便利だからと安易に大量生産・消費されているプラスチックごみが地球を覆いつくす状況になってきました。

合成樹脂は生分解されることなく、物理的に粉砕されマイクロプラスチックとなり、海洋生物の体内に蓄積され、食事を通して人体にも入ってきます。
科学者の研究によれば、私たちは毎週クレジットカード程度のマイクロプラスチックを食べているそうです。年間では52枚くらいクレジットカードを食べているわけですね

研究者の予測では、2050年には海洋に蓄積されたプラごみの量が、海洋に生息する魚を上回るということです(重量比較)。
直ちに抜本的な軌道修正が実行されない限り、2040年には地球上の全プラスチック量が現在の倍以上になるということです。今でもプラごみが地球上に充満しているのに、倍以上になったら地球が窒息することでしょう



WWFの英語レポートPDF

WWF日本の詳しい記事:海洋プラスチック問題について