みみずのしゃっくり

みみずのしゃっくりのように役に立たないことを不定期に書き込むブログ。
専属スターはいませんが、猫っぽい内容です。

ななみみず前身「みみざこ連」




仔ニャンコ・仔ワンコが新たなお家に迎えられるには、いつ頃が良いのでしょうか?
いわゆる「8週齢」問題については、こちらをご覧ください。六つ子の仔猫の動画もあります。

最新記事は、この下です↓
通常1日おきに更新の予定ですが、2日おき、あるいは3日おきになることもあるかも・・・(^v^;)

宮殿猫

2010-10-17 | かりねこ


宮殿に住んでいる猫さんがいます

彼らには全く自覚がないでしょうが、大切な職務を果たしている職員です
10月16日付NZZ(新チューリヒ新聞)の記事。


タイトルは「エルミタージュのネズミ・ハンター」


新聞記事の概略
ロシア・サンクトペテルブルクのエルミタージュ宮殿には既に250年前の王朝時代、ネズミに対する「警備員」として猫さんが導入され、公式に「宮殿の居住者」として認められていました。宮殿が美術館になってからも「公認居住者」は住み続けていますが、二十数年前に一度だけ、美術館管理者が全ての猫さんを「排除」しました。他所に「強制移住」させたわけです。
ところが、同時にネズミが急増、美術館のフロアにもおおっぴらに出没するほどに繁殖

すぐさま猫さんが再導入され「ネズミ・ハンター」として働いています。「猫職員」の「ボス」は美術館の安全保持責任者で、「職員」の去勢・避妊手術もしています。でも猫さんは増加傾向。
と言うのは「猫職員」のことを知っている住民が、エルミタージュに捨て猫
それでエルミタージュでは年に1度、里親募集をしています。引き取り手が無かったり、もう長年「勤務」しているベテラン猫さんの場合、ずっと「永久就職」が保障されているそうです。現在「勤務中」の約70匹の猫さんたちのためには、宮殿内地下室に、ちゃんと「猫部屋」もあります。不思議なことに、猫さんの食費は、ドイツの動物保護団体が提供しているそうです。


決して紛れ込んだノラさんではなく、正規の職員です






 今日の蛇足:ゴッタルド・トンネル

同じ日のNZZで、ゴッタルド・トンネル貫通も報道されています。


新たな世界最長トンネル、スイスのゴッタルド・トンネル貫通の瞬間

国際面などでなく、慎ましくスイスのページ


これも同じ日のNZZに載った漫画「世紀の貫通」

手前の2人はゴッタルド・トンネルの作業員で、抱き合ってるのはチリの鉱山作業員