goo blog サービス終了のお知らせ 

続・黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

上野国山上・葛塚城堀之内に住んでます。ひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

三ツ木城趾の真福寺

2023-07-03 17:14:49 | 新田紀行

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、堀之内を西に出て、天神田(字天神の田んぼ)を歩いてきました。

明るい日射しで、タバサねーちゃんは元気に歩きました

ひめちゃんは機嫌が悪く、今朝は中々映ってくれません

実は、昨夜は2人とも、お外犬をしてもらいました。

タバサねーちゃんは、早々と寝入りましたけど、ひめちゃんは遅くまで「お家に入れて」と泣いてました。

朝散歩から帰って、玄関から入れてもらいます

少し遊んで、朝ご飯とともにお外のお部屋(サークル)に帰ります。

少し機嫌直ったようです

 

 

 

6月8日、小角田の新田義貞の首塚を確認して早川を渡って帰ります。

橋の名は三ツ木橋、三ツ木は旧境町です。

でも、昭和30年の合併前は、新田郡世良田村大字三ツ木でした。

 

橋を渡ると、右側に目立つお地蔵様です。

ちょっと路上駐車で合掌

お地蔵様にかかった真っ赤なタスキには、子供の名前があるみたいです

 

 

突き当たりの三ツ木橋西の信号を右折、国道目指します。

 

あれ、右手に寄ったことあるお寺です

真福寺です。

寄道しまーす

こんにちは

お久しぶりです。

 

真っ赤な鳥居に惹かれて、神社の方に行ってみます。

三ツ木神社とあります。

稲荷大明神幟が旗めいてるので、祀られているのはお稲荷様ですね。

なんとなく、古墳上に祀られている感じです

2礼2拍1礼です

 

見下ろした風景です。

地区の屋台庫もあります。

地域の役に立つ場でもあるのです。

 

 

さて、本堂にお参りです。

合掌

観音霊場巡りの霊場になっているのです

何処に行ったら御朱印いただけるのかな?

御詠歌「 ひとつふたつ みつぎの里に 来てみれば 花のうてなに 紫の雲 」、いいですね

 

 

『世良田村旧蹟案内』(昭和11年世良田村誌編纂会)に、

真福寺

大字三ツ木の西方にあり。天正年中、三ツ木城主根岸肥後守繁道、其姉永寿尼の冥福を祈る為建立する所なり。永寿尼は生涯寡婦にして、能く家政を治む。老年に及び三ツ木城の側に庵室を設け専ら念仏三昧に其日を送りしが、終に此処に終る。繁道因て一寺となし、永寿山真福寺と称す。天正十八年金山開城の後、繁道又去て領地岩鼻に退き、次で同地で没す。遺骸は当寺亡姉の墓側に葬り、法名を真福院殿繁誉善榮居士という。~後略~

とあります。

また、同書には

三ツ木城趾

大字三ツ木の西方真福寺の地域即ち是なり。

とも、あります。

 

金山城主由良方の三ツ木城で、城主は根岸肥後守繁道だったのです。

新田だったんですねえ

御朱印が欲しいな

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新田義貞公墳復元中(旧世良田村小角田)

2023-07-02 17:59:04 | 新田紀行

朝から強烈な日の光です

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、堀之内を西に出ます。

強すぎる朝日だね

白柴のアタチにも強すぎる日射しです

久しぶりに浅間山の姿が見えます。

遠出はしないで、神社向こうの沼に誰も居ないことを確認して、Uターンです。

 

 

 

何気なく新田の地図を見ていたら、小角田(こずみだ)の一角に、新田義貞首塚があります

これは確認に行かなければなりません

6月8日、国道17号線(上武道路)を境三ツ木付近で降り、国道353号線に出てすぐに右折、小角田の信号で県道312号線に入ります。

付近を見当を付けて探します。

なかなか見つかりません

ぐるぐる回って、脇道に入り、畑中にやっと発見です

奥に見えるのは、国道17号線です。

かろうじて通路はありますけど、狭い

大きな説明板もありますけど、写真には撮りにくい

 

新田義貞公墳復元中の手作り看板です

何処からも、史跡の指定はないようです。

桐生市新里町の史跡は桐生市の史跡に指定をしてもらっても、ビタ一文の補助金も出ないのですから、指定されるだけがいいのではありませんけど。

 

 

とりあえず、墳丘をながめます

ここは『世良田村旧蹟案内』(昭和11年世良田村誌編纂会)には、義貞公と刻んだ骨壺の破片や人骨が出て、盛大な義貞公弔霊祭を行ったとあります。

この付近は、古墳がいっぱいあったともあります。

とりあえず合掌

 

少し離れた道に戻り、説明板を撮ってみます。

なんとか撮れました

拡大してみます。

貴重な武人埴輪も出たのですね。

相川考古館(伊勢崎市)の相川さんの名前もあります。

またそのうちに行ってみましょう

 

すぐそばの細い県道312号線に戻ります。

西の方に行って、国道に乗りましょう。

 

大河が流れます。

早川です

あの霞んで見えない赤城山の麓・奥沢の山奥から流れ出して、長い旅を続けてここまで来たのです。

 

下流の流れです。

早川は、まだまだ旅を続けます。

 

この橋は三ツ木橋です。

三ツ木は現在は境三ツ木、旧境町です。

でも、その前は新田郡の世良田村だったのです。

昭和30年の町村合併の際に、西部には尾島町に合併せずに、境町に入った所があるのです。

早川の西にも世良田村があったのです

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

笠懸野の榧の木(田村山長円寺)

2023-07-01 14:52:22 | 群馬県・東毛

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、暮れに夜だけの室内犬になりました。

そして、まだ夜だけの室内犬を続けています。

お外でどうぞと勧めても、ダメです

何とか夜もお外犬にしないと

ひめちゃんは、基本的におかあさんのベッドサイドにベッドを置いて寝てます。

タバサねーちゃんのベッドは、居間のミニサークルの中にあります。

でも、最近は台所の床の上で寝ています

 

午前中には降り出す予報ですけど、赤城山が青く見えました。

おかあさんは、ブルーベリーの木への道を確保するため、降り出す前に草刈り頑張りました。

 

 

6月22日、雨ですけど、新田のジョイフル本田に用事があって出かけます。

最近は笠懸からまっすぐの道をよく利用します。

ちょっと横道に入ると、大きな榧(かや)の木があります。

みどり市指定天然記念物です。

石造物がいっぱいある一角にあります。

現在ここは、ハートフルチハヤ・チハヤ養護園です。

でも、部外者進入禁止とかでなく、普通に榧の木に逢いに来れます

 

榧の木の説明です。

このカヤの木は樹齢約500年余り経ており、幹の太さ6mで全国でも珍しいものといわれています。

ここの長円寺が建てられた元禄16年8月15日には、すでにかなりの成木になっていたといわれます。

 

雌雄はありませんけど、実が役立ったのだから雌木でしょう。

 

もう1枚説明板があります。

阿弥陀三尊ですって

石仏で完全な形ではありませんけれど、良質の凝灰岩を産出した天神山もすぐそばです

合掌

 

さて隣の御堂に詣でましょう。

いつかタバサねーちゃんと来た時は、御堂の扉が開いて、ご本尊に直接参拝出来ました

石仏の皆さんに合掌

 

田村山長円寺観音堂とあります。

廃寺ではなく、どこかのお寺が兼務という形で存続してるのかな

前回は扉が開いて直接拝めましたけど、今日は閉まってます。

蓮の花を追ってるので聖観音かな?

合掌

 

樹齢500年以上、この榧の実から実生の榧の木があってもおかしくないですよね

 

さようなら、又来ます

 

県道69号線のバイパスに出て、新田のジョイフル本田に向かいます。

右手には天神山、かつては新田荘の北限で、良質の凝灰岩を産出したと言います

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする